赤ちゃんが生まれて、
パパもママもはじめての育児に大奮闘。
慣れないおむつ替えや沐浴に慌てながらも
一生懸命夫婦二人で取り組んだことでしょう。
ママの育児スキルは日々どんどん向上し、
赤ちゃんとの信頼関係も強くなっていくのを感じる反面、
自分はなかなか思うようにできず
歯がゆい思いをしているパパもいることでしょう。
ママが赤ちゃんと密な時間を過ごしている日中、
会社に行っているパパがほとんどだと思うので
それも無理のないことなのかもしれません。
それは頭で分かっていても、
なかなか思った通りの反応を返してくれるばかりではない
赤ちゃんが相手だと苦戦を強いられます。
●そんな中で当初こそイクメンとして頑張って育児参加をしている自分に自信があったものの、最近ではちゃんとできているのかイマイチ自信が持てなかったり
●ママが何を望みどんな言葉をかけてほしいのかなどの気遣いができているか心配になったり
●思うように赤ちゃんを寝かしつけられず、ママを求めて泣き止まない赤ちゃんにイライラしてしまったり
といった悩みを抱えているパパ。
泣き止まない赤ちゃんを
ママが抱きかかえただけでピタリと止まる泣き声に
益々自信を持てなくなってしまっていませんか?
大丈夫です!
そうやって悩んだりイライラするということは
育児に無関心でないということの証拠です!
上手にできなくたって良いではありませんか?
一生懸命向き合えば
必ずママにも赤ちゃんにもパパの気持ちは伝わります。
大切なのは奥様や赤ちゃんを大切に思う気持ちです。
失敗をしてママに叱られることも
赤ちゃんにより一層泣かれることもあるでしょうけれど、
ふたりともパパに対する感謝の気持ちは
ココロの中でしっかりと育まれていますよ。
夜泣きを中々あやせなくても悩む必要はありません!
赤ちゃんの夜泣きは成長の証です。
日中体験した様々な情報を一生懸命整理整頓するために
夜泣きをするのです。
また、
赤ちゃんの生活リズムができるのは3か月過ぎた頃から。
それを過ぎれば自然と寝る癖が出てきます。
その間はそれが当たり前だと思って
気持ちを楽にして対応しましょう。
また赤ちゃんがママに抱っこされて泣き止む
というのは当たり前のこと。
母乳の匂いもありますし、
何よりママと赤ちゃんは生まれてから
一時も離れたことのない言わば一心同体の間柄です。
自分で泣き止まなかったということを気負う必要はありません。
「やっぱりママはすごいなあ」
と一言ママに声をかけてあげてください。
注意したい事は、
頑張りすぎてパパが倒れてしまう事です。
パパが倒れるとママの負担も増えてしまいます。
何より日中会社でお仕事をして夜泣きの対応までするのは
体力的にとても負担になることです。
産後のママは赤ちゃんの夜泣くリズムに合わせられるよう
特別なホルモンが出ているのです。
そうでないパパがママと同じように
赤ちゃんの夜泣きすべてに付き合うのは難しいことなんです。
ですので
パパはママと同じだけやろうと思うのではなく
「ママがどれだけの助けを必要としているか?」
ママの反応を見ながらサポートすると良いかもしれません。
もちろん直接聞いても良いでしょう。
そうやって育児に関わろうとしている姿勢だけで
ママは嬉しいものなのです。
ママを労いママの頑張りを認める言葉をかけるだけでも
奥様にとっては大きな大きなサポートになるのですよ。
決して自分を責めてはいけません。
どうして上手くできないのだろう
と落ち込むよりも明るい気持ちで家族に接して下さい。
また逆に自分に満足しすぎてもいけません。
おむつ替えをしただけで
「自分はものすごいイケメンだろう」
と奥様に同意を求めるのは奥様の神経を逆撫でてしまいますよ。
なるべく謙虚にいることも大切なのです。
そうしてパパの育児に対する悩みが解決すれば
これまでよりもっと自分の育児参加に自信を持てるようになり、
子育てが楽しくなるはずです。
無理をしすぎないことで
過度のストレスやイライラが解消し
不安な気持ちもなくなるかもしれません。
何よりもパパの育児に関心のある姿勢を見せて
今奥様の為に「育児に参加したい」
という気持ちや行動だけでも充分です。
頑張りすぎによってパパが身体を壊すことが
奥様にとって一番悲しい事だし負担になることだと思います。
こまめにコミュニケーションを取りながら、
奥様と一緒に子育てをしていきましょう。
月齢の低い赤ちゃんであればある程、
本能的に母親を必要とすることが多い為、
寝かしつけられなくても当たり前です。
パパは気持ちに余裕をもち子育てに取り組みましょう。
赤ちゃんのお世話が難しいと感じたら
ママのサポートに徹するのも一つの形です。
日中ひとりで赤ちゃんに向き合っているママは
パパが思っている以上に孤独を感じているかもしれません。
ひょっとしたらママも気づいていないけれど
大きな負担を感じていることもあるかもしれません。
パパがそんなママに
「いつもありがとうお疲れ様」や
「何か自分にできることはあるかな?」
と一声かけるだけできっととても救われるはずです。
そして
ママの話にはしっかりと耳を傾けることもまた
パパの大切な役割ではないでしょうか。