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うちの子はどうして謝れないの?子どもが素直に謝れるようになる方法

投稿日:2017年3月13日 更新日:

子どもが3歳にもなると、子ども同士で遊ぶことも増えてきますよね。そうすると、子ども同士のケンカも必然的に増えていきます。そんな時、自分の子どもが素直に謝れないことに悩んでいるママも多いのではないでしょうか?

 

・悪いことと思ってないの?

・素直に謝ってくれなくてイライラ

・なんで謝れないの?

・育て方が間違っているの?

・謝らない時はどう叱ったらいいの?

・しっかり謝れるまでやらないと将来謝れない人に育ってしまうかも

 

という不安が、ママの中にはたくさんあります。謝らない子どもには、それなりの理由があるのでしょうか?そこで今回は、子どもが素直に謝れなかった時の対処法をまとめてみました。

 

  • 謝れない理由がある?

子どもが素直に謝らない時、子どもには子どもなりの理由があるのかもしれません。それを見つけてあげれば、きちんと対処できますね。

 

・悪いことだとわかっていない

「なぜ謝るのか」がわかっていないので謝らないという場合ですね。この子どもはある意味筋が通っています。「ぼくはなにも悪いことをしていないのに!」という訴えなのですね。逆に、問題行動を繰り返してすぐに「ごめんなさい」と謝る子どもは、何が悪いのかわかっていない可能性があります。このサインは、子どもの顔を見れば一目瞭然!顔に出ていることがほとんどなので、よく顔を見て判断するようにしましょう。

 

そして重要なのは、やってしまったことが悪いことだと根気強く伝えることです。怒ったり、声を荒げたりすると、子どもは大きな声の印象しか残らず、本当に伝えたいことが伝わりません。冷静に、子どもに伝わるペースを守って話してあげましょう。人格を否定するのではなく、行動が間違っていたことを伝えるようにすることも重要ですね。

 

・悪いことだと思っていても納得していない

悪いことをやったという意識はあっても、納得していない場合、子どもは素直に謝れません。子どもには「相手が先におもちゃを取った」とか「先にたたいたのは向こうだ」という言い分があるのです。

 

そういう時はまず、事実確認が必要です。子どもの気持ちにきちんと共感して、受け止めてあげましょう。ママがわかってくれれば、子どもも納得して謝れる場合があります。落ち着いて、謝るための心の準備をさせることが大事ですね。

 

それでもどうしても謝れない時は、子どもの気持ちを代弁してから相手に謝ってみてください。親がお手本を見せることで、「次からはこうすればいいんだ」と子どもも学ぶことができます。

 

・悪いことだとわかっているけど気まずくて謝れない

こんな空気を読むみたいなことができるの?なんて思ってしまいますが、実は子どもはとっても場の空気に敏感で、相手の感情もよくわかるのです。そして同時に、大人にあるようなプライドも持ち合わせています。問題行動をしてしまったことへのショックや、謝ることが恥ずかしい、負けを認めるような気分になるなんて子どももいるんですよ!

 

お友達とのトラブルの場合は、まず親が子どもの気持ちを代弁してから謝りましょう。「心の中ではごめんなさいって思ってるんだね」と子どもに寄り添い、代わりに謝ってあげましょう。謝ることは、負けを認めることでも恥ずかしいことでもなく、自分が悪いことをしてしまったときに相手と仲直りするための大切な手段だということを教えます。

 

相手が親の場合は、反省しているのがわかったら無の時間を作ってあげるのがおすすめです。感情的になっている場合は、なかなか謝ることができません。トイレへ行ったり、別の部屋に幼児をしに行くなど、怒らず叱らず何もしない時間を作ってみてください。その間にお互いがクールダウンして、自分のやったことや感情を見つめなおすことができます。

 

  • すべてのケースに対処できる方法は?

・親が素直に謝る姿勢を見せる

親でも失敗することはありますよね。そういう時に、すぐ謝る姿勢を普段から見せることが重要です。子どもは親の行いを一番近くで見ています。親から学ぶことはたくさんあるんですよ!

 

・素直に謝れた時は褒める

謝れた時に褒められる経験をすると、きちんと謝ることは良いことだと学びます。その時には「きちんと謝ればまた仲良くできるね」「謝って気持ちがすっきりしたね」などのメリットも伝えてあげてくださいね!

 

・本当にやってほしくないことを決めて、日によって態度を変えない

同じような行動でも、日によって怒られる日と怒られない日があったら、子どもには何がいけないのか伝わりにくくなります。子どもに悪いということが伝わりやすくするためには、一貫性を持つことも大事です。

 

  • やってはいけないことは?

・「ごめんなさい」を言わせることに執着する

子どもはなにが悪かったのか理解できないまま「ごめんなさい」と言ってしまう可能性が出てきます。謝る目的は、自分がしたことが悪かったと認められるようになることです。言わせることに執着すると、親の気が済むことや周囲が納得することが目的になってしまいます。そうなってしまっては意味がありません。

 

・理由も聞かず悪いと一方的に決めつける

親が子どもに理由を聞かずに悪いと決めつけると、「どうせ自分が悪いんだ」「嫌われてるんだ」などと思うようになります。自己評価が低くなることで、自己肯定感が失われてしまうため、良くないですね。

 

・無理矢理謝らせる

ただ従わせているだけで、子どもはなにが悪かったのかを理解していません。子どもは無力さを感じて、自分で考えることをやめてしまうようになります。きちんと納得したうえで謝らせるようにしましょう。

 

  • まとめ

謝るというのは、とても簡単なことに思いますが、実は難しいことなのです。自分の非に気付き、それを認め、自分の感情をコントロールし、相手に伝えるという複雑なプロセスの上に成り立っているもの。逆に、すぐに「ごめんなさい」と口から出てくる子は、何が悪いのかわかっていないけどとりあえず謝っている可能性もあります。

 

子どもがきちんと謝ることができているのか、親が観察してあげる必要がありますね。「何が悪いと思ったの?」と口に出させることも効果的です。周囲の人とうまく関係を築くためにも、きちんと謝ることができるように育てたいものですね。

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