突然ですが、旦那様に自分の思っていることを100％話すことができますか？これって夫婦関係がどうというわけではなく、奥様の性格などで答えが分かれそうに思います。普段から自分の気持を話すのが苦手な場合ってたとえ旦那様が相手でも思うように伝えられなかったりしますよね。
こんなことを言うと嫌われてしまうのではないかとか旦那様が怒るのが怖いとか、専業主婦なのに仕事をしている旦那様に育児参加を求めることは甘えかも知れないだとか。旦那様が育児に協力的でないと不満を持ちつつもなかなかそれを伝えられずに居る理由って様々だと思うのですが、だからといって不満を溜め込むとお互いのためによくありません。
●例えばこんな悩みを持っている奥様が居ます。
・夫と子育ての事や夜の営みの事など生活におけるコミュニケーションがうまく取れない
・夫に子育てを頼ることができない
・日々の生活のストレスで夫に対して不満を持ってしまっているが、自分の考えが甘いのではないか、不安になっている
つまりは旦那様に自分の思いやしてほしいことを上手く伝えられず、けれど旦那様にあれこれ求めるのは甘えがあるのではないかと考えてしまっているということですよね。奥様は日々の子育ての悩みだとか今後の家族計画についてだとか旦那様に相談したいことがたくさんあるけれど、仕事で忙しい旦那様に上手く伝えることが出来なくて不満も溜まっているけれどそれさえも消化出来ないのはなかなかに辛いものです。奥様もそんな現状が続けば爆発してしまいかねませんよね。
これってどうにか解決できないものでしょうか。
●どうしたら伝えられる？
・夫が期待通りに何でもやってくれると思わない
何も言わないのに「コレをして欲しいあれを手伝って欲しい」なんて期待していても旦那様は超能力者ではありません。勝手に期待をしてしてくれなかったことにガッカリされるのでは旦那様も辛いところです。きちんと「これをして欲しいのだけど」と意志を伝えることから始めましょう。
・思っていることはちゃんと伝える
自分が思っていることを言ってしまうと旦那様が怒るかもしれない、呆れられるかもしれないなどと恐怖心を抱き、何も言えないのは本末転倒です。お互いに選びあった夫婦なのですからきちんと気持ちを順序立てて離せば怒ったり呆れたりなど無いと思いますよ。
・話を聞いて同意してくれる誰かを作る
時には旦那様以外に自分の気持を打ち明けられる人も必要です。お友達だったり親御さんだったり兄妹だったり。自分の気持ちを話し、否定せずに受け入れてもらえることで旦那様にも思っていることを話す練習にもなります。けれど過度に愚痴をこぼすのはご法度ですよ。どこから旦那様の耳に入り夫婦間の関係が悪くなるともしれませんから、旦那様があれをしてくれないという言い方ではなく、自分が上手く言えないのだというような相談の仕方をしましょう。
・夫に負い目を感じない
専業主婦をしていると外で働いてくれている旦那様に負い目を感じる人も居るようです。感謝をすることはとても大切なことですが負い目を感じる必要は何もありません。育児も大切な役割の一つ、あなたがしっかりと家庭の中を守っているからこそ旦那様は安心してお仕事に出られるのです。負い目を感じたままで結婚生活を続けていても、良い関係は築けません。苦しい事は苦しいと伝え、お互いに理解することが大切ですよ。
●逆にやってはいけないことは？
・自分を責めない
・重く考えすぎない
育児にもう少し協力して欲しいと感じることは何も甘えではありません。思い通りにならないことの連続である育児には通常の仕事とは違い達成感というものを得る機会がほとんどなく、ストレスも溜まります。夜泣きが続けば体力面でも辛くなりますし、イヤイヤ期には精神をすり減らすことだってありますから少し手を貸して欲しいと望むことは何も悪くないのです。だって旦那様の子供でもあるわけで、二人の同意で持って子供を授かったわけですから旦那様にも協力する義務はあるのですよ。あまりに頼りっぱなしというのも旦那様の負担が大きくなってしまいますが、そうでないのであれば必要な場面での協力を仰ぐのは何も問題ではありません。
●きちんと言葉に出して伝えて
夫への感謝の気持ちはあるけど、現状に満足できない事はよくあります。日々の小さな積み重ねはどんどん大きくなり、はけ口がなければそのうち爆発してしまうでしょう。夫に対して自分の期待を押し付けていないか、もう一度見直してみましょう。もし押し付けていたからと言って負い目を感じる必要はありません。自分を責めないで、苦しい時は誰かに甘えてストレスをためないように心がけましょう。
そして気持ちはしっかりと言葉に出して伝えましょう。何も不満に思っていることだけではありません。普段の感謝の気持ちもしっかりと伝えるようにし、お互いを労いあえれば夫婦の絆はきっともっと深くなるのではないでしょうか。