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ものを投げるのをやめさせたい!イヤイヤ期の2歳児、どう躾ける?

投稿日:2017年3月7日 更新日:

子どもが2歳になるころにやってくる「イヤイヤ期」、聞いたことがあるママの方が多いと思います。最近では「魔の2歳児」なんて呼び方もされますよね。なんでも嫌と答える子どもの子育てに疲れてくるママも多いのではないでしょうか?

 

・イヤイヤ期に入り、ものを投げるようになった

・思うようにならないとものを投げる

・親に向かってだけものを投げてくる

・遊びでものを投げる

 

など、子どもがものを投げることを悩んでいるママは意外と多いようです。何度言っても聞かないし、反抗的で叱るのも疲れる・・なんてことも。そこで今回は、イヤイヤ期の2歳児の躾についてまとめてみました。

 

  • 投げる前に止める

まずは、「子どもにものを投げさせないこと」が大事。一度投げてしまうと、それが癖になってしまいます。子どもは、一度「やりたい!」と思ってしまうと、いくら叱ってもやり続ける生き物です。つまり、まずは楽しさを覚える前に止めてしまうことが重要なのですね。

 

  • 視点を変えてみる

子どもがものを投げる行為ではなく、その理由に注目してみましょう。なぜそんなことをするのか、何か意味があるのかを観察し、子どもの気持ちを代弁してあげると、問題行動が減ることがあります。投げた後の様子を観察すると、少しずつ分かってくるはずです。例えば、やりたいのにやらせてもらえない、食べたいものを食べさせてもらえない、または思うようにできないなどの不満が、ものを投げるという行為として出てきている可能性も。2歳児はまだ、自分の気持ちを完全に言葉にすることはできないので、不満が問題行動として出るのはよくあることです。

 

  • 投げたことに反応しない

投げてすぐにママが反応すると、それを面白がって繰り返している可能性も考えられます。「投げたらかまってもらえる」と思っている子も少なくありません。処理しないと困るものを投げたら淡々と片づけるなどして、子どもの行為はできるだけ無視しましょう。ものを投げても大人が何も反応しなければ、投げても何も起こらないと学んでくれますよ!

 

  • ものを投げる理由がわかる時は、別の行動に置き換える

この方法は、大人が2人以上いるときにできる方法です。例えば、子どもがママにかまってほしくてものを投げている場合、もう1人の大人が投げる前に止めてママに「あそぼう」と言います。ママはそう言われたらすぐに来て遊んであげましょう。これを繰り返すことで、遊んでほしい時はものを投げるのではなく、「あそぼう」と言えばいいことを学んでくれます。子どもの気持ちがわかる大人が2人以上必要なので、パパの休みの日などに実践してみるといいですね。

 

  • かんしゃくを起こしているときは、落ち着くまで近くで待つ

2歳にもなると、自我が出てくるために思い通りにいかないとかんしゃくを起こすこともありますよね。泣いてママに抱きついてくることもあります。そんなときは、抱きしめたくなる気持ちをぐっとこらえて、泣き止むまで近くで見守りましょう。そこで抱きしめてしまうと、子どもはこうすれば優しくしてもらえると思ってしまいます。そうならないために、ママも気持ちを強く持って!泣き止んで落ち着いたら、話をして思いっきり抱きしめてあげてくださいね。

 

  • 気持ちを代弁する

なぜものを投げたのかを理解できるなら、「ママと遊びたかったね」「楽しくなって投げちゃったんだよね」など、子どもの気持ちを代弁してあげて!そうすることで、子どもはママに理解してもらったと満足します。そして、理解を示した後で「でもこうすると痛いよね」「ものは投げたら危ないよね」と、目を見て短い言葉で話しましょう。

 

  • 頭ごなしに「ダメ」と言わない

これ言ってしまいがちですよね。特に、ものを投げるなどの行為は、危ないのでついつい「ダメ!」と口にしてしまいがちです。しかし、これは逆効果。まずは子どもがなぜものを投げるのか、子どもの気持ちを受け止める言葉がけが必要です。

 

  • 叱る時ははっきり、わかりやすく

叱っているときは抱きしめたり、優しい対応をしたりせずに、毅然とした態度で対応しましょう。怖い顔で目を見て話すと、子どもも叱られていることを理解しやすいです。かんしゃくを起こしたり、泣いて抱きついてくることもありますが、抱きしめるのは叱った後で。簡単に抱っこすると、泣けば抱っこしてもらえると勘違いして繰り返すことになりかねません。

 

  • 叱る時は1対1で

複数の大人、例えばパパとママから同時に同じことで怒られると、子どもも意地を張って非を認めない場合も。「そんな大人みたいなことあるの?」と思いますが、そこは同じ人間なんですね。子どもにもプライドがあります。意地になって謝らない子も中にはいるのです。子どもが素直になりやすい環境で叱ってあげるのがいいでしょう。

 

  • お友達がいる場所に出かけるときは事前に約束を

児童館や公園など、小さい子どもがたくさん集まる場所に行くときは、ものを投げてはいけないことや、嫌なことがあったらママに話しにくることを事前に話しておけば、抑止の効果があります。約束を守れなかった場合は帰るなどの毅然とした態度をとりましょう。

 

  • 遊びで投げている場合は、投げていいものを与えてそれ以外は叱る

投げるのが面白くてやっている場合は、思い切り投げられるものと場所を与えましょう。公園でボール遊びをするなどもいいですね!ものを投げて遊びたい思いを解消することで、子どもも満足します。その一方で、投げてもいいもの以外のものを投げた場合は、きちんと叱って「投げてはいけない」ことを伝えましょう。

 

 

  • うまくできなくてものを投げる場合は、できたことをほめましょう

「自分でやりたい!」という気持ちが強いので、できなかったらかんしゃくを起こしてものを投げることも少なくありません。そんなときはまず、できたことを褒めてあげて!それから「危ないから投げないでね」と伝えると、子どもも理解しやすいですよ!

 

  • やってはいけないことは?

・ものを投げたらすぐ反応する

特に「こら!」「ダメ!」や名前を呼ぶなどの反応をすると、子どもが面白がって繰り返すことがあります。投げたらすぐに来てくれる、私を見てくれると思うようになるので、危険がない場合は投げても無視して反応せずにいましょう。

 

・どうしてそんなことしたの?と責めるように問いただす

言葉にできないから行動に出てしまったのです。親が同じ目線に立ち、ゆっくりと気持ちを言葉に置き換えることを繰り返してみてください。子どもは少しずつ、気持ちの伝え方を学びます。

 

・「そんなことする子はうちの子じゃありません」と人格否定する言葉を言う

子どもは自分の存在を否定されたと思ってしまいます。投げたこと、その行為そのものは叱っても、子ども自身のことは否定しないようにしたいですね。

 

・感情的に怒る、頭ごなしにダメと押さえつける

子どもは、やってはいけない理由がなければ何度も繰り返します。そうならないためには、まず理由の説明が必要なのです。

 

・過去のことも持ち出して怒る

「前にも言ったでしょ!」「何回言ったらわかるの!?」など、ママが言ってしまいがちなセリフは実は意味がありません。ダメなことをしたらその場で叱り、過去のことは持ち出さないようにしてみてください。

 

・長い時間説教のように叱る

2歳ごろの子どもは、まだ言葉をたくさんの言葉を理解できません。叱る時は、短い言葉でポイントをおさえて話すようにしましょう。

 

・かんしゃくを起こしたり泣いたりしたら、すぐに抱っこする

怒っている人に対して抱きついてきた場合などは、こうすれば優しくしてもらえると思っているかもしれません。怒っている人以外に助けを求めた場合は、受け止めて落ち着かせたうえできちんと話をしましょう。

 

  • まとめ

2歳にもなると、赤ちゃんからほぼ子どもに成長したように見える時期です。言葉の早い子だと、もう意思疎通ができるので、「口で言いなさい!」なんて思ってしまうこともありますが、実は言葉で意思表示するのは意外と難しいことなんですね。それが間違った表現方法として、あらわれてしまいます。

 

ものを投げる行為についても、自己主張の一環で正常に成長している証拠です。心配する必要はありませんよ!自己主張のひとつなので、感情的に怒ったり、頭ごなしに叱ったりせず、まずは様子を見てみてください。ママがイライラすることが引き金になっていることもあります。

 

ものを投げる行為の理由がわかれば、それを対処するだけなので簡単ですよね。観察してもわからない時は、いろんな方法を試してみるのもおすすめです。

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