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「不妊」の基準と不妊治療を考えるタイミングとは?

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あなたが子作り中だとして、どんな時に「不妊」という言葉が頭をよぎるでしょうか?

「結婚すればすぐに赤ちゃんが出来るとおもっていたのに。。。」
「万全の態勢で子作りに励んでいるのにいっこうに妊娠の兆候がない!」
「1人目はすぐ出来たから2人目もすぐ出来ると思ったのに。。。」

こんなとき頭をよぎるのが「不妊」という言葉ではありませんか?

同時に不安も覚えるかもしれませんが、少し冷静になりましょう!

そもそも、なんとなくでも「妊娠ってそう簡単には出来ない」という感覚がありませんか?

一般的に、女性が生理1周期で自然妊娠する確率は次のように言われています。

  • ~30歳 … 25~30%
  • ~35歳 … 18%
  • ~40歳 … 5%
  • ~45歳 … 1%

一番確率が高い若い年代ですら30%程度でしかないわけですから、子作りを始めて3カ月や半年子供ができなからといって「不妊」と思い込むのは早計なのかな?って感じますよね。

じゃあ、「不妊」ってどんな状態、どんな場合をいうのでしょうか?

日本における「不妊」の定義とは?

日本では日本産婦人科学会が基準を定めているんですが、その内容は次の通りです。

男女が妊娠を希望し1年間、避妊することなく性交を続けているのに妊娠しない場合
※2016年時点の基準です。

この内容から分かるように「不妊」は何か特定の病気などではなく、「望んでも妊娠出来ない状態」を表してるにすぎません。

もうちょっと具体的な表現をすると「不妊は症候群であり、原因は男性側や女性側もしくは不明であったり様々」という事になります。
※原因については、別の記事で詳しくご紹介します。

そうなると、病気じゃないんだしそもそも妊娠の確率が低いなら、不妊の心配はせず今まで通り子作りを続ければいいのか?という事になりますが、

決してそんなことはありません!

もしあなたが女性が30代後半であれば、早めの受診をおススメします!

それはなぜか?

残念ながら女性は加齢による影響を受けやすく、加齢と共にどんどん妊娠しにくくなる事は様々なメディアで取り上げられていますしご存知だと思います。

25歳以下の女性が妊娠するまでに要する期間が平均2~3カ月なのに対し、35歳以上の女性の場合は平均6カ月かそれ以上かかるのです。

妊娠に必要な期間が2~3倍は必要ということなります。

カップルの90%は1年以内に妊娠すると言われていますので、1年たっても妊娠しないのは残りの10%です。

妊娠しやすさは女性の年齢次第と考え、1年妊娠しなければ受診するようにしましょう。

女性の年齢が38歳を超えている場合は、半年間妊娠しなければ不妊を疑って病院へ行った方が良いでしょう。

※女性の年齢が35歳未満でも、月経不順の人やクラミジアに感染した事がある人は、半年で受診するのがよいかもしれません。

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