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そんな言葉どこで覚えてくるの?子どもが使う悪い言葉をやめさせる方法

投稿日:2017年3月14日 更新日:

3歳ごろになると、いろんなところで言葉を覚えて帰ってきては、マイブームのように悪い言葉を発している子も増えてきます。特に男の子は、その傾向にありますよね。うちの子は女の子なのに・・と思う必要はありません。子どもなら誰しも通る可能性がある成長の過程ですよ!

 

・悪い言葉はどこから覚えてくるの?

・悪い言葉を外で大きな声で言うので恥ずかしい

・どうしたら悪い言葉を言わなくなる?

・このまま悪い言葉を話す下品な人にならないか心配

・友達に悪い言葉を教えないか心配

 

など、ママの悩みは尽きません。そこで今回は、子どもの悪い言葉をやめさせる方法をまとめてみました。

 

  • 排泄物や性に関する悪い言葉はさらっと聞き流す

言葉を知ってただ使いたいといった好奇心や、周りの反応を楽しんでいるだけの可能性もあります。周囲の大人が反応してしまうと、それがおもしろくて何度も繰り返す場合も。怒ることもそのひとつで、子どもにとっては過剰反応ととらえられてしまうのです。そういう場合はさらっと聞き流して、なかったことのように振る舞いましょう。

 

  • 人を傷つけない言葉でも、TPOによっては禁止する

人を傷つけない言葉でも、許されない時や場所があることは教えなければいけません。公共の場所であれば、周囲の人が不快感を示す場合もありますよね。すべての人が「子どものやっていることだから」と許してくれるわけでもありません。食事中や、電車などの公共の場所、冠婚葬祭などのフォーマルな場所では、毅然とした態度で「ここでは言ってはいけません」と伝えましょう。

 

  • 許せない言葉を使ったときは、子どもの気持ちを聞く

許せない言葉とは、具体的に言うと「クソババア」「デブ」など人を貶める言葉や、「シネ」「コロス」などの相手を完全に否定する言葉のことです。これらは、いつどんな時でも使ってはいけない言葉ですよね。それらの言葉を言うときは、何らかの感情を伴っている場合が多いので、使ってはいけないと叱る前に、「何かあったの?」と子どもの気持ちを聞いてあげ、次に注意する言葉が耳にとぢ来やすいようにしましょう。

 

  • 許せない言葉は初めからどんな場面でも使ってはいけないことを伝える

子どもの気持ちを聞いてから、きちんと叱りましょう。「使ってはいけない」と言葉にして伝えることが大事です。許せない言葉を口にしていい場所なんてありません。初めから、いつどんな時でも「使ってはいけない」と一貫して叱ることが重要です。

 

  • 許せない言葉は使ったその場で理由を含めて伝える

単純に良くないと伝えるよりも、理由をセットにすると伝わりやすいです。どうして使ってはいけないのか、言われた人がどんな気持ちになるのかなども織り交ぜて話してあげてくださいね!また、あとから伝えても意味がありません。使ったときにすぐ叱ることが重要です。

 

  • いい表現を教える

気持ちの表現としてうまく表せずに言ってしまう場合もありますよね。言葉が遅い子だと、まだ語彙がたくさんないので、覚えた言葉でなんとか伝えようとしているのかもしれません。その場合、「そんな時はこう言えばいいよ」「〇〇と言った方がかっこいいな」と正しい表現の仕方を教えてあげましょう。

 

  • 言われたときの気持ちを考えさせる言葉がけをする

普通の声で「自分が言われたらいい気分になる?嬉しい?」と問いかけてみてください。3歳ではまだわからなくても、4歳、5歳と年を重ねるにつれて、相手を思いやる気持ちが育ってきます。思いやりは人にとってすごく重要な感情なので、躾の一環として取り組めていいですよね!

 

  • 親や周りがお手本を示す

言葉遣いの影響は、文化庁 国語に関する世論調査の『国語に関する世論調査の結果について(平成26年度)』によると、81.6%がテレビ、72.3%が母親、67.8%が父親、63.4%が友達とされています。テレビアニメの主人公や、一番身近な大人である親が、悪い言葉を当たり前に使っていると、それが悪い言葉だと子どもも理解できていない場合があります。使ってほしくない言葉は、子どもの前では使わないなどの注意が必要ですね。

 

  • 子どもとのかかわりを増やす

悪い言葉を使えば、親が振り向いてくれるなど、大人の気を引く手段として使っている場合もあります。子どもとの時間が取れていないと感じる場合は、少しかかわりを増やしてみましょう。たくさん会話をしてあげるだけでも、子どもの満足度は違います。

 

  • ルールを決めて徹底する

家庭内でもルールを作り、親も子供もそれを守るように徹底すれば、自然と言葉遣いを意識することにつながります。家族会議を開いてルール作りから始めてみてください。

 

  • やってはいけないことは?

・「悪い言葉」「いけない言葉」でまとめて注意する

言葉の前に「悪い」「いけない」などレッテルを貼り、まとめて注意してしまうとそれを自分のことだと思ってしまう子どももいます。そうすると、本当に使ってほしくない理由が伝わりませんよね。きちんと伝わるように工夫が必要です。

 

・過剰反応する、怒る

こちらが過剰に反応すればするほど、子どもは面白がって繰り返します。特に笑いながら言ってくる子どもに、過剰反応は逆効果です。自分は叱っているつもりでも、「怒鳴る」などの行為は、あまり効果を示しません。

 

・今のうちになんとかしないと、と気負いすぎる

お友達同士でふざけあっているときなどは、子どもが自分で「使ってもよい」と判断して使っている場合もあります。人を傷つける言葉でなければ、見守ってあげても良いかもしれませんね。年齢とともに少しずつ減ってきますので、あまり追い詰めすぎるのもよくないですよ!

 

  • まとめ

3歳になると、幼稚園に通う子供がぐんと増える時期ですよね。集団生活を送っていくうえで、良い言葉も悪い言葉もどんどん吸収していきます。特に悪い言葉は強く印象に残るので、「かっこいい」「おもしろい」ととらえてしまう子どもも多いのです。本来の言葉の意味を知らずに使っている場合もありますので、本来の意味も教えてあげるといいでしょう。

 

親としては、悪い言葉は今すぐやめさせたいと思いますが、悪い言葉なんて無限にありますよね。それをすべて教える方が難しいです。最終的には、子ども自身が考えて、使ってよい言葉かどうか判断しなければいけませんので、その判断力を育てるのを手伝ってあげましょう。根気よく気長に、基本的な良い言葉使いを伝えていけたらいいですね。

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