赤ちゃんの歯が初めて生えるのは、生後5〜6ヶ月が一番多いと言われています。
ちょうど離乳食が始まる時期なので、ママも歯磨きを意識し始めるのではないでしょうか?
でも実際に歯磨きを始めてみると、上手くいかないことも多いですよね。
・毎日大泣きされてしまう
・あまりに泣き方に虐待を疑われてしまった
・そもそもやり方があっているのか不安を感じている など
子どもの歯磨きに悩んでいるママは意外と多いんです。
そこで今回は、子どもが歯磨きをさせてくれない時の対処法をまとめてみました。
そもそも子供が仕上げ磨きを嫌がる理由
歯磨きと言っても、まだ1歳にもなっていない赤ちゃんが自分で磨けるわけではありません。
赤ちゃんはママの真似をして遊んでいるんです!
ママによる仕上げ磨きはそれを邪魔してしまうので嫌がるんです。
だからといって取り上げてしまえば、自分で磨けるように促す事が出来ません。
子どもが自分でしっかり磨けるようになるまではきちんとママが「仕上げ磨き」としなければいけません。
子どもの仕上げ磨きどうしたらうまく出来る?
仕上げ磨きをすることの第一の目的は「子どもの虫歯を防ぐこと」ですよね。
それを忘れないようにすることが一番重要です。
泣いている子どもに対して申し訳ないという気持ちを払拭して、きちんと歯磨きをしてあげることが何よりも大切。
その思いがあれば、誰かに何を言われても、自信を持って子育て出来そうですね。
子どもの歯磨きを泣かずに出来るようにするためには、毎日少しずつ慣らせていくことが重要です。
今日明日で解決する問題ではないケースも多くあります。では具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
歯磨きをいやがるのは育て方の間違いではない
大人になっても歯医者が苦手という人が一定数いるように、口の中を人に触られるのは誰でも嫌なものです。
それは本能的なものなので、大人も子どもも同じ感覚なんですね。
育て方が悪かったから歯磨きを嫌がるなんてことは決してないんです。不安になる必要はありませんよ!
周りに何を言われても仕上げ磨きを続けて!
時には歯磨き風景を「可哀想」なんて言われることがあるかもしれません。
それがおじいちゃんおばあちゃんならまだたまにですが、夫がそんなことを言い出したら、ママの心も折れそうになりますよね。
でも、だからといって仕上げ磨きをやめてしまってはいけません。
「子どもは歯磨きを嫌がるもの」と思って、何を言われても気にしない心を持ちましょう。
重要なのは、子どもが可哀想だからと言って歯磨きをやめてしまうことではなく、大泣きされてもきれいな歯を残してあげることです。
それが本物の愛情ですから、周囲に何を言われても気にしない、スルースキルを磨きましょう。
楽しい雰囲気で歯磨きをして!
歯磨きの最中に大泣きされると、ママも歯磨きをするのが憂鬱になりますよね。
でも、それでは子どももいつまでたっても歯磨きを好きになってはくれません。
歯磨きをする時はなるべく楽しい雰囲気でトライしましょう。
怒りながらや、真剣すぎて顔が怖くなってしまうのも逆効果です。
歌を歌ったりして、笑顔で楽しく磨くことが重要です。
出来たら褒めるは子育ての基本!
泣きながらでも、きちんと歯を磨けたらしっかり褒めてあげましょう。
子どもは例外なく、褒められると嬉しいものです。
もっと褒めてほしくて、嫌なことも頑張る精神が身に付きます。
これは歯磨きだけではなく何にでも使える育児テクニックなので、子どもの成長を感じたら意識して褒めるようにしてみてくださいね!
痛くない歯の磨き方を学ぶ
そもそも、歯磨きされるのが痛いと感じる場合は、ママがどんなに頑張っても泣き続けます。
仕上げ磨きの際に注意したいのは、歯茎と唇をつないでいる「小帯」という筋に触れないこと。
小帯に触れてしまうと痛いので、歯磨きを嫌がる子どもも多いです。
また、力が入りすぎている場合も子どもは痛がって嫌がります。
子どもの歯磨きは軽い力で磨くことを心がけてみてくださいね!
毎日歯磨きを続ければ、泣かずに磨かせてくれるように
歯磨きは日々の習慣化が大切です。
初めは口の中を触られるのが嫌で、大泣きしていた子どもも毎日続けていれば慣れてしまい、いつの間にか泣かなくなります。
それも成長ですよね。
今すぐに、というわけではなく、長い目で見て歯磨きを習慣化出来るように心がけましょう。
子どもの歯磨きをする上でやってはいけないことは?
泣いている子どもの歯磨きをするのは、ママも大変ですよね。
体が大きくなってくると暴れて抵抗する子もいますから、体力がいるのも事実です。
しかし、大泣きするからといって歯磨きをやめてしまうのは絶対にいけません。
虫歯になってしまうのも避けたいですが、何よりもいけないのは、子どもが「嫌なことは泣けば良い」と学んでしまうこと。
歯磨きだけでなく、日常生活のいろんな場面で「泣けば許してもらえる」と思って大泣きする場合もあるんです。
また、逆に強く叱ることもしてはいけません。
子どもは歯磨きに対して、やったことのない恐怖心を持っています。
それを嫌がったからと言ってきつく叱ってしまっては、より強い恐怖心を植え付けるだけです。
必要なのは、叱って言うことを聞かせることではなく、歯磨きは歯を守るために必要なことだと教えることなんです。
まとめ
歯磨きで大泣きするのは、育て方が悪いわけではありません。
磨き方が強すぎて痛い場合や、自分でやりたいなど、意思がしっかりしている場合はその原因を取り除いてあげましょう。
仕上げ磨きをしてあげることは、きれいな歯を残してあげたいという親の愛情でもあります。
毎日の歯磨きをなるべく楽しく出来るように歌を歌ったり、一緒に歯を磨いたりなど工夫して教えていけば、やがて大泣きは治まってくるはずです。
長い目で見守ってあげてくださいね!