妊娠中、頭痛に悩んだという女性は意外と多いのではないでしょうか?妊娠がわかってすぐから、つわりや貧血など様々なマイナートラブルに見舞われます。産前から頭痛持ちという人や、妊娠したら頭痛に悩まされたなんて人も、意外と多いんです。
・妊娠中の頭痛は何が原因なのか
・頭痛くらいで病院に行ってもいいのか
・妊娠中の頭痛が不安(赤ちゃんへの影響、ほかの病気)
など、頭痛に悩まされる女性の悩みはたくさん。自分だけが辛いならまだしも、赤ちゃんに何か影響があるのか不安になる女性も多いと思います。また、2人目以降の妊娠で初めて頭痛を経験すると、上の子の育児でなかなか休めなかったり……様々な問題が出てくることも。そこで今回は、妊娠中の頭痛について、まとめてみました。
- 病院で診てもらう
妊娠中に頭痛に悩んだら、まずは病院で診てもらうようにしましょう。人によって頭痛の原因は様々です。妊娠が原因の頭痛であると断定できるならいいですが、頭痛は脳の重大な病気の前兆である可能性も。
妊娠が原因となる頭痛の場合は、ホルモンバランスの急激な変化が頭痛を起こしていることが多いようです。どんな原因があったにせよ、服薬前にきちんと主治医に相談することが重要ですね。自己判断で薬を服用してはいけません。
病院できちんと診てもらうことで、心的ストレスが減るので症状緩和につながる場合もあります。産婦人科で診てもらっているお医者さんでも、普段かかりつけにしている内科の病院でもOKです。信頼できる先生に相談してみてくださいね。
- 頭痛の種類に合わせた対処をする
頭痛と言っても、その種類は様々です。片頭痛や緊張型頭痛など、種類は人によって異なります。ですから、まずは原因を探ることが重要です。きちんと医師に診断してもらい原因がわかったら、原因に合わせた対処をすることが大切ですね。
ホルモンの乱れによるものだった場合、通常の頭痛への対処法では解決しません。専門医に診てもらえるのであれば、専門医を受診するのが一番安心ですね。
- 逆にやってはいけないことは?
・無理して病院に行かない
妊娠中の頭痛は「マイナートラブル」として処理してしまいがちです。我慢できる程度の、軽いものであれば問題ないことも多いですが、健診の際などに一度相談しておくのが安心ですね。妊娠中の頭痛は無理して我慢する必要はありません。無理しすぎると、我慢できなくなるほど頭痛は辛いものです。気軽に病院へ行き、主治医に相談しましょう。
・勝手に薬を飲んで対処する
妊娠中の服薬は、慎重にならなくてはいけません。産前に飲んだことのある薬でも、妊娠中に服用するとお腹の赤ちゃんに影響を及ぼすこともあります。特に妊娠初期は、お腹の赤ちゃんへの影響が心配なので、自己判断での服薬は絶対にやめましょう。
・症状を甘く見る
頭痛というと、なんだかよくあるマイナートラブルと思ってしまう人も多いです。我慢できる痛みである場合も多いので、出産までそのまま……なんてことも多々あります。しかし、重大な病気の可能性もありますので、きちんと受診するようにしましょう。高血圧など頭痛以外の症状が出ている人も、注意が必要ですね。
- まとめ
妊娠中は、今までに予想もできなかったことが起きるものです。ホルモンのバランスは崩れ、様々な不調を起こすことも少なくありません。経産婦さんは特に「妊娠してるし仕方ないか」なんて思ってしまいがちですが、自己判断せずにきちんと病院で診てもらうことが重要です。出産間近なら健診頻度も多いですが、初期から中期は3週間に1度など健診の間隔も長いですよね。次の健診までに時間がある場合は、健診以外でも受信することをおすすめします。
頭痛の症状は大きな病気につながることもありますので、ためらわずに受診してOKです。「なんでもなかったら恥ずかしい」と思っている女性は多いですが、なんでもなかったらそれでいいんです。受診しないで何かあったときのことを考えた方が、大変なことになりかねませんよ!妊娠中の不調は、決して軽く見てはいけません。