赤ちゃんはママのお腹の中で羊水に包まれているため、赤ちゃんの肌は生まれてすぐから乾燥しやすいのです。
1ヶ月健診を過ぎると、感想が気になる赤ちゃんが増えてくるのが一般的ですね。
特に秋以降に生まれた赤ちゃんは、季節柄、肌も乾燥しやすく保湿ケアが必要になります。しかし、
・赤ちゃんの肌が3ヶ月になって急に乾燥してきたので心配している
・赤ちゃんにおすすめのスキンケア商品は?
・正しい赤ちゃんの保湿ケアがわからない
など、赤ちゃんの保湿ケアに関して悩んでいるママはたくさんいます。
赤ちゃんは生まれてすぐから保湿ケアが必要ですが、赤ちゃんの肌はデリケートで間違った保湿ケアで肌の状態を悪化させてしまうことも。
そこで今回は、赤ちゃんの正しい保湿ケアの方法をまとめてみました。
赤ちゃん用保湿クリームを使用する
赤ちゃん用品店やドラッグストアには、赤ちゃん用の保湿クリームが販売されています。
市販品で保湿出来るなら、とても手軽ですよね!
赤ちゃん用として販売されているものなら低刺激のものが多いので、敏感な赤ちゃんの肌にも安心です。
添加物や薬品の含有が心配というママは、馬油やオリーブ油などの自然由来の天然油がおすすめ!
口に入っても安心なので、低月齢の赤ちゃんにも安心して使えますよ!
保湿はこまめに行う
外出時間や入浴時間が増える時期は乾燥がひどくなる傾向があります。
朝一番とお風呂上がりのほか、可能であれば昼も加えた1日に3回保湿するのがおすすめです。
お風呂上がりだけだと不十分な場合があることを覚えておくといいでしょう。
低刺激性の石けんやベビーソープを使って!
保湿する前にはきちんと肌を洗ってあげることが重要です。
肌に雑菌や汚れが残ったままだと肌荒れや乾燥肌が悪化する恐れがあります。
赤ちゃんの肌はデリケートなので、ソープは赤ちゃん鵜用のベビーソープや低刺激性の石けんを使ってくださいね!
洗う時はきちんと泡立ててから使いましょう。
泡は汚れを吸着しやすく優しく洗い上げることが出来ます。
泡立ちが不十分だと、肌へ刺激になってしまって逆効果になってしまいます。
入浴はぬるめのお湯(40度くらい)に短時間!
入浴時のお湯は40度くらいに設定しましょう。
普段もっと熱いお湯につかっているママは多いかと思いますが、大人と同じ温度のお湯では赤ちゃんには熱すぎる場合も。
熱いお湯は、赤ちゃんだけでなくママの肌も乾燥してしまう原因になります。
さらに長時間の入浴は肌の水分や油分が失われやすくなるため、避けた方がいいですよ!
お風呂上がりはすぐに保湿ケアを!
保湿ケアの中で一番重要なのはお風呂上がりです。
お風呂上がりの赤ちゃんの肌はとっても乾燥しやすい状態のため、すぐに保湿ケアをする必要があります。
時間の目安は5分以内!
さらに、特に乾燥しやすい顔から保湿剤を塗ってあげてくださいね。
乳児湿疹なども一番顔に出やすいので、顔からケアすることが大事です。
お腹や背中、首のシワも見逃さずに保湿!
乾燥しているのは顔だけではありません。
普段服の下に隠れてわからないかもしれませんが、お腹や背中も乾燥しています。
そのままにしておくと、ざらざらしてくる赤ちゃんも少なくありません。
特に顔の乾燥や肌荒れは、体のどこかが乾燥していることで起きることも。
関係ないと思っていても、お腹や背中の保湿を見逃すことで、顔の肌荒れに繋がっているんですね。
さらに首のシワなど、皮膚同士が重なっている部分は見逃してしまいがちです。
ぷにぷにの赤ちゃん肌をキープするためには、全身くまなく保湿してくださいね。
天然素材の洋服を選ぶ
赤ちゃんの肌は敏感で様々な刺激に弱いので、肌あたりが柔らかく汗を吸い取ってくれる天然素材がおすすめです。
赤ちゃんはとっても新陳代謝が活発で、汗をかきやすいもの。
汗を吸い取らない素材の洋服を着ていると、汗が肌に残ってしまい肌荒れの原因になるばかりでなく、風邪を引いてしまうことも少なくありません。
部屋の加湿も忘れないで!
乾燥した室内は、肌の水分も失われやすくなるので加湿器などを使用して部屋を加湿することも大事です。
特に冬場は加湿器なしでは過ごせないかも。
暖房をつけるなどして部屋が乾燥してしまう季節なので、温かくすると同時に加湿も忘れないようにしましょう。
赤ちゃんの保湿ケアで間違っているものは?
デリケートな赤ちゃんの肌に間違った保湿ケアをしてしまうと、肌荒れの原因になってしまいます。
赤ちゃんならではのぷにぷにのお肌をキープするためにも、間違ったケアは避けたいですよね。
石けんを使わずに洗う
たまに「赤ちゃんの肌はデリケートだから石けんは使わない方がいい」なんていう人もいます。
おばあちゃんにそんな風に言われたことがあるママも多いかもしれません。
でも実は、それって全くの逆なんです。
赤ちゃんの肌は確かに敏感ですがそれと同時に肌の生まれ変わり周期も大人と比べて短いですし、皮脂の分泌もとっても盛んなんですね。
そうすると、石けんを使わずにお湯で流しただけでは汚れをしっかり落としてあげられません。
赤ちゃんの肌ケアに石けんは必須なんです。
大人用タオルでゴシゴシこする
体を洗う用のタオルはたくさんありますが、赤ちゃんの体を洗う時は必要ありません。
大人用のタオルでゴシゴシすると、赤ちゃんの肌を傷つけてしまう可能性もあります。
赤ちゃん用のガーゼなども必要なく、赤ちゃんの肌を洗う時は、たっぷりの泡で包んであげればOK!
指の腹を使って優しくマッサージしながら洗ってあげてくださいね。
大人と同じ温度の湯船に長時間つかる
赤ちゃんの肌はデリケートなので、大人と同じ温度の湯船は刺激が強すぎます。
赤ちゃんに摂っては熱く感じてしまいますし、肌の乾燥も悪化させてしまうんです。
赤ちゃんと入浴する時は、ぬるめの湯船に短時間つかるようにしましょう。
ママは後でもう一度入浴し直すなど、風邪を引かないように工夫してみてくださいね!
冬は汗をかかないからと入浴を1日おきにする
赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、大人は汗をかくことがない冬でもたくさん汗をかいています。
肌も薄くバリア機能もまだ未発達なため、その日の汚れはその日のうちに洗い流してあげましょう。
清潔を保つことが赤ちゃんの肌ケアで一番重要!
特に乾燥が気になる場合や、肌荒れしている場合は入浴は出来るだけ毎日してあげてくださいね。
まとめ
すべすべのはだが急にカサカサしてくると不安になってしまいますよね。
赤ちゃんは3ヶ月くらいからママの女性ホルモンの影響が弱まり、皮脂の分泌量が減少してくるようです。
それは自然なことなので、乾燥が気になったらきちんと保湿してあげるようにしましょう。
肌のバリア機能が出来上がる1歳くらいまでは念入りな保湿が必要です。
また、乾燥する冬場の時期は年齢に関係なく保湿ケアしてあげるといいですね。
外で遊ぶようになると、紫外線ダメージも受けますので、1年中保湿ケアしておくとすべすべのお肌を保つことが出来ます。
赤ちゃんの保湿ケアは、「清潔」と「たっぷり保湿」がキーワード!正しい保湿ケアで赤ちゃんのお肌を守りましょう。