トイレトレーニングを始めると、「和式トイレ」の必要性に悩むママも多いのではないでしょうか?自宅が和式トイレだという人は少ないと思いますが、公立小学校は和式トイレが多いですよね。とはいえ、少しずつ洋式トイレに改修されている小学校もたくさんあります。
・自宅も幼稚園や保育園も洋式トイレなのに和式トイレの使い方を教える必要がある?
・和式トイレしかないところってどこ?
・和式トイレの使い方を教えるメリットってある?
など、ママたちが感じている疑問とその解決策をまとめてみました。
- 幼稚園時代から和式で練習しておくと小学校に入ってから困らない
公立小中学校は、いまだに6割くらいが和式トイレだといわれています。改修されているとはいえ、和式トイレの確率の方が高いということなんですね。幼稚園や保育園は洋式トイレがメインのところが多いようですが、小学校以降のことも考えて練習しておくのがおすすめです。小学校に入るとトイレには基本的に1人で行くので、入学前に練習しておくと困らないですね。
- 使うか使わないか、好き嫌いに限らず、使い方は教えておくべき
公園や駅、ショッピングセンターなど、和式トイレを設置しているところはまだまだあります。遠足や校外学習で使用する機会がないとは言い切れないので、練習しておくに越したことはありません。校外学習などで行く農園や施設のトイレや、お祭りの仮設トイレなどは和式トイレの場合が多いですよ。
- 和式トイレを使えれば順番待ちが解消されることも
大人でも和式と洋式がある場合、洋式トイレに列ができます。和式トイレは人気がないので、順番待ちを解消できる場合もありますね!子どもは特に、トイレを我慢できない場合も多いので、混んでいる場所に行くときには有利になることもあります。
- 和式トイレを避ける理由
子どもは和式トイレを避ける子も多いですよね。使いたがらない理由は、
・使い方がわからない
・足が落ちてしまいそうで怖い
・何か出てきそうで怖い
・またがってしゃがめない
・しゃがむと後ろに体重がかかりバランスが保てない
・ズボンが邪魔して足が開けない
・便器周りが汚れている
などの理由が考えられます。その理由に合わせて、対策を考えてあげるのが良いでしょう。使い方がわからない子には、正しい使い方を教えてあげます。和式トイレを怖がる子には、幼児期であれば一緒にトイレに入って親がトイレをすることで、怖さは軽減できるはずです。
バランスが保てない子は、足首の関節が硬く、曲がりにくい可能性があります。遊びの中や生活の中で、お尻をつけずにしゃがむ場面がないからかもしれませんね。何かをまたいでしゃがむ練習をしてみるといいかもしれません。
ズボンが邪魔をする場合は、ウエストがゴムでできているものや、チャックで大きく開くようになっているものを選ぶなど、ズボンへの工夫が必要です。女の子の場合はスカートでの練習も必要ですね。
便器周りが汚れている場合は、比較的きれいな和式トイレで練習して、汚れた場合の処理方法なども教えておくと役に立ちます。
- やってはいけないことは?
需要がないからといって、全く教えないのはNGです。子どもが和式トイレを使う場面になったときに困ってしまいます。子どもがいざというときに困らないように、普段からきちんと教えておく必要がありますね。
- まとめ
自宅や保育園、幼稚園のトイレは洋式でも、小学校や遠足で訪れる場所が和式トイレしかない可能性もあります。どんな場所でも、トイレを我慢しなくていいように、どちらのトイレの使い方も教えてあげるといいでしょう。
食事をするときも椅子に座ることが増え、正座をすることもしゃがんだ姿勢で長時間過ごすことも少なくなっています。股関節や足首が硬く、物理的に和式トイレを使えない子もいるようです。練習は必須かもしれませんね。