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3ヶ月の赤ちゃんにテレビは早すぎる?赤ちゃんへのテレビの影響と正しい使い方

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いまや当たり前に1家に1台以上あるテレビ。赤ちゃんのいる家庭でも見ている人は多いかと思います。しかし、テレビ反対派のママも存在しますよね。テレビはとても便利なものですが、発達に影響するとか、目が悪くなるとか、良くない影響を与えるかも・・と心配しているママも多いはず。

 

・機嫌が悪いときにテレビに頼っていいのか

・赤ちゃんがテレビを見ていい時間はどれくらい?

・小さい時からテレビを見せても大丈夫なのか不安

・赤ちゃんがテレビを見た時の目への影響が気になる

 

など、ママの悩みは多種多様です。実際に、テレビは子どもの成長にどのように作用するのでしょうか?そこで今回は、赤ちゃんがいる家庭でのテレビの使い方についてまとめてみました。

 

  • つけっぱなしにしない

日本小児科学会の提言で、「2歳以下の子どもには、テレビやビデオを長時間見せないようにしましょう。」となっています。大人でも長時間画面を見ていると目が疲れてきますよね。それと同じで、子どもの目も疲れます。特に月齢の小さな赤ちゃんの場合、刺激が強すぎて疲れてしまう場合も。一方的に情報が流れてくるので、受け身になりコミュニケーション能力が育たないといわれています。

 

とはいえ、テレビを全く見せずに生活することで、ママが精神的に追い詰められてしまうようでは本末転倒です。気分転換に1日の時間を決めて、節度をもって視聴するようにしましょう。

 

  • 時間は1日に2時間以内にとどめて!

長時間の視聴は、言語の発達が遅れる危険性があり、ほかの遊びの時間が無くなるために運動機能の発達にも支障が出る可能性も否定できません。夕食の準備をしている間だけ、など1日に2時間以内に収まるように時間を決めるのがいいですね。

 

1日の時間を決めても、それをコンスタントに守っていくのは難しいですよね。風邪をひいて家にいる時間が長いと、テレビに頼りがちになってしまうことも。見せすぎた日があると感じたら、翌日にテレビ以外の遊びの時間を長めにとるなどして、バランスをとってみてくださいね!

 

  • テレビ任せにしない

機嫌が悪くなる時は、何か理由がある時ですよね。テレビで気をそらせば、機嫌が直る場合もありますが、それでは子どもの要求は満たされません。なるべく子どもの要求を読み取って、満たしてあげるようにしましょう。

 

  • 2m以上離れて見せるようにして

テレビとの距離が近すぎると、光の刺激などで気分が悪くなることもあります。赤ちゃんは視力が未発達なのではっきり見えておらず、明るい方や変化する画面、動くものに興味をもって引き寄せられてしまうので、近くにいて管理してあげるようにしましょう。どうしても近づいてしまう場合は、ベビーゲートを利用するなどしてテレビから離れるように工夫が必要です。

 

  • テレビを見せるときはコミュニケーションを重視する

テレビを見せる場合は、子どもだけに見せるのではなく、一緒に見て歌ったり話しかけたりしましょう。そうすることで、子どものコミュニケーション能力が育ちます。子供向けの番組は、子どものコミュニケーションを育むように工夫されているので、大人が見てもいろいろな発見がありますよ!

 

  • 目への影響ははっきりしていない

「テレビを見ると目が悪くなる」とよく言われますが、実はその根拠はどこにもありません。視力とテレビの関係を研究したデータが存在しないのです。ですから、テレビを見せたからといって目が悪くなるとは限りません。その他の様々な要因が重なって、目が悪くなるという結果に結びつくのです。

 

  • 食事中や授乳中は赤ちゃんの顔を見て

コミュニケーションは大切なので、食事中や授乳中にテレビを見るのはやめましょう。赤ちゃんの顔を見て授乳することで、赤ちゃんも安心しますし、食事中にコミュニケーションをとることで、親子の仲は深まります。

 

  • 言葉はテレビの視聴では身につかない

幼児の語学習得を研究されているパトリシアクール博士の検証(TED×Rainier)で実証されています。テレビを見ているから言葉が早くなると思っている場合は、それは間違いです。言語の習得に重要なのは、人が話しかけること。ママがたくさん話しかけたり、子ども同士で触れ合える広場などに連れて行くのが賢明です。

 

  • テレビ以外の時間も大切に

テレビを見せていても、それ以外の活動時間が長い場合は言葉の発達に大きな影響ないといわれています。お昼寝や授乳の時間もありますので、テレビ以外の活動を積極的にしていれば、テレビを見せる時間は自然と短くなります。

 

とはいえ、テレビを見せていないからと言って、言葉の発達が早いとは限りません。活動的に遊んでいても言葉が遅い子はいますので、その子の個性だと見守ってあげてください。

 

  • やってはいけないことは?

・1日中テレビをつけている

長時間の視聴は言語発達が遅れる可能性があり、ほかの活動時間も短くなってしまいます。子どもの健全な発達を望むのであれば、テレビよりも外で遊んだりするなどの時間を多めにとる方が良いでしょう。

 

・1人で見せる

子ども1人にテレビを見せると、一方的に流れる情報によって、発達に悪影響となる場合もあります。テレビを見せる場合は一緒に見るか、近くで声掛けをしながら見せましょう。

 

・絶対に見ちゃダメと無理をする

テレビの番組によってはためになるものもあります。テレビ以外の活動をきちんとしていれば、言語の発達に大きな影響は与えません。ママがストレスを溜めないように、バランスよく取り入れて利用してみてくださいね!

 

・言語習得のためとテレビをたくさん見せる

テレビから流れる音では、言語習得はできません。大切なのは家族や友達とのコミュニケーションですから、積極的に話しかけましょう。

 

  • まとめ

3ヶ月くらいの小さな赤ちゃんは、視力が未発達です。テレビが好きというわけではなく、テレビの音や光に反応して見ているだけなんですね。内容がわからないと思っていても、雰囲気を感じ取ることはできるので、子どもにふさわしい番組を見せるようにしましょう。

 

テレビと視力の関係は研究されたデータはありませんが、テレビを見せすぎると子どもの発達に悪影響を及ぼすという調査結果が出ています。おとなしくなって助かりますが、長時間テレビを見せるのは、子どもにとっていいことではありませんね。テレビを見せるときは、視聴時間を決めてみたら消すことを心掛けたいですね。適度に利用してストレスフルな子育てをしていきましょう。

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