妊娠中はそれまでの生活にはなかった色々な制限が掛り、
気をつけなければいけませんよね。
その中で大半のプレママさんが気になるのが
「コーヒー」ではないでしょうか？
「コーヒー」が駄目という意図は、
「コーヒー」に含まれる「カフェイン」が
胎児に悪影響を及ぼすと言われているため
妊娠中には控えるように言われています。
コーヒーが大好きな人にとって
我慢するのは辛いことですが、
１口も飲んではいけないものなのでしょうか？
妊娠中にコーヒーを飲んでいいか（カフェインをとってもいいのか）？
とる場合どの程度とっても大丈夫なのか気になりますよね。
また、
妊娠中の禁忌事項（やってはいけない事）を知っておけば、
「え？！それって駄目だったの？？？」
みたいな事を防止出来ますしトラブルを避ける事が出来ます。
ではその内容をまとめましたのでご紹介します。
正しい知識が知ってストレスなく快適な妊娠生活を送りましょう！
カフェインの摂り過ぎは胎児に悪影響を及ぼします！
カフェインの摂り過ぎは
「母体も胎児も覚醒作用があり」
眠りにくくなります。
睡眠不足は結果として体力の低下を及ぼします。
また、胎児は大人と違いカフェイン代謝能力が低いです。
従って、カフェインを体内に溜め込んでしまう恐れがあります。
カフェインが体内に残ってしまう状態が続くと
- ビタミンＣやカリウムが奪われてしまう
- DNA複製を妨げる
などの影響がある他にも、
「高血圧性心臓病の原因の１つ」と考えられています。
それともう１つ、
カフェインには鉄分やカルシウムの吸収を妨げる作用があり、
鉄分不足から貧血になったり妊娠中に必要なミネラルが
不足してしまう可能性があります。
妊娠中はママの大量の血液を胎児へ送っていますので、
ただでさえ貧血気味な状態になっているわけです。
それを更に助長するように鉄分が不足してしまうと、
ママさんの貧血が酷くなりますし、
胎児へ十分な栄養が行かなくなる恐れもあります。
以上のようにカフェインの過剰摂取は、
ママのみならず胎児への影響が出てしますので、
控えるべきです。
妊娠中のコーヒーは、飲み過ぎでなければ飲んでも大丈夫？
カフェインの過剰摂取は
上に書いた通り良くありません。
ではどのくらいまでならいいのか？
という事になりますが、
日本では明確な基準やガイドがありません。
しかし、海外では基準が設けられています。
- ギリスでは1日200mgまで
- アメリカ・カナダでは1日300mgまで
この事から日本人の体の大きさを考慮すると、
「一日に200ｍｇ以下」
であれば問題ないと考えるのが妥当でしょう。
200ｍｇという事は大体コーヒー１～２杯程度です。
この程度であれば大丈夫なので、
絶対飲んではいけないということではありません。
ストレスにならない程度に、
一日の摂取量をきちんと守りながら飲みましょう。
コーヒーが飲めない時におすすめの飲み物！
タンポポコーヒーはノンカフェインですし、
母乳にもよいとされているのでオススメです。
また最近では、
ノンカフェインやカフェインレスのコーヒーが
たくさんあるのでそちらを選ぶのもいいですね。
赤ちゃん用品を扱っている店頭では
ノンカフェインやカフェインレスの商品が
置かれていることが多いので是非チェックしてみてください！
コーヒー以外にもカフェインが含まれている飲み物に注意しましょう！
カフェインが含まれている飲み物は
コーヒーだけではありません。
ウーロン茶、紅茶、緑茶、コーラ、ココア
これらにもカフェインは含まれています。
しかし、
コーヒー同様にカフェインが微量なものもあるので、
ミルクで薄めるなど工夫をすれば、
飲んではいけない事はありません。
過剰に摂取することに気をつけて
摂取量に気をつけましょう。
カフェイン以外に妊娠中絶対に控えたことが良い事！
お酒とタバコはお腹の赤ちゃんに害がでるので
絶対にやめましょう！
後悔してからでは遅いですよ。
また、タバコは身近な人が吸っている場合には、
やめてもらうか近づかないようにしましょう。
副流煙も害があります。
パパが吸っている場合は
きちんと赤ちゃんに対する影響を説明してあげてくださいね。
火を通していない、通しきっていない生ものには注意しましょう！
生ものである刺身や生肉、生卵などは
菌が付着していることがあり、
感染すると赤ちゃんにも影響してしまうことがあります。
特に食中毒が流行る夏場には注意が必要です。
よく加熱をすれば殺菌できるので、
妊娠中には生ものはなるべく避けて
火が通ったものを食す方が安心できますよね。
注意して欲しいこと！
神経質になりすぎて禁止事項を作りすぎると
ストレスが溜まって赤ちゃんにとっても悪影響です。
「ストレスは赤ちゃんによくない」
を合言葉に自分に甘くし過ぎる事が調度良いですよ。
ただし！
お酒とタバコだけは絶対にしないでください！
まとめ
妊娠中は縛りが多くて今までだったら不要だった
細かい事も気になってしまうことが多いと思います。
コーヒーもその１つですが、
全てにおいて「なぜダメなのか？」を知り、
正しく摂取すればそんなに影響することはありません。
コーヒーについては過剰摂取を避けたり、
カフェインレスのものを選んだりするとよいでしょう。
正しい知識を得て快適なマタニティライフを過ごしてくださいね。