小学生くらいになってくると、
テレビゲームやカードゲームに興味を持ち始める頃ですよね。
周りの友達との会話や輪に入る為にも、
余計やりたくなる年頃ではないでしょうか。
ただ、
学校から帰ってきて寝るまでの間、
ずっとテレビゲームばかりで遊んでいるのでは困りますよね。
昔ならではの遊びや、自然の中で遊ぶことが減った最近の子どもたちは、
「突然何もない自然におかれると何をしていいのか分からず、
自分で遊びを見つけたり考えて遊ぶことができない」
という点を問題視されています。
そうは言っても小学生ですらスマホを持っていますし、
高機能な携帯ゲーム機が広く普及しています。
まして、
ゲーム機が子供たち同士のコミニュケーション
の1つにまでなってしまっているわけですから、
テレビ・携帯ゲームでの遊びを完全に排除するのは無理です!
これは時代の流れもあるので
どうしたらいいのか悩んでしまいますよね。
そんな悩みに関する内容をまとめましたのでご紹介します。
現代の子どもの遊びに親はどう向き合っていけばいいのか?
いつの時代にも
子どもにとって流行っている遊び方がありますよね?
それが時代と共に変化していき、
木の枝を使って戦ったりする○○ごっこなどが
今はテレビゲームに姿を変えてしまったのですね。
そうやって今の状況の見方や考え方を変えることができれば、
子どもの遊び方を肯定的に見守ることができるようになりますよ!
今の子どもの遊びは形(道具)が変わっただけと受け入れましょう!
・カードゲームは昔の花札やトランプ
・ポケモンやムシキングは昆虫を捕まえて戦わせる遊び
少し考え方を変えてみると、
昔と比べてそれぞれ形(道具)が変わったと解釈できませんか?
カードゲームと言っても、花札やトランプと比べて
絵柄が人気のキャラクターになったり、
レアカード的な考え方が追加されたに過ぎません。
「カード同士で戦う」という事に関しては、
ルールや戦い方がより多様化し戦略的になったとも取れます。
これって寧ろ、
「昔よりももっと頭を使って考えるゲームになった」
とも取れるじゃないでしょうか?
逆に、花札やトランプは1セットあれば色々遊べましたが、
現代のカードゲームにはレアカードの考え方が追加された為、
全員が公平ではなくなってしまったという弊害もありますね。
ポケモンやムシキングはデータ上の架空の生き物ですから、
山などに行かなくても擬似的に遊べるようになった事は、
都会に住む子どもたちには良いのかもしれません。
ただ、
スマホ版のポケモンは社会現象にまでなるほど人気が出て、
大人が夢中になってる状態だったのに、
子供に対して「駄目」とは言えませんよね(笑)
ポケモンはちょっと特殊だとは思いますが、
時代の流れや変化に逆らわずに受け入れてみるのも大事な事です。
そこに、子供同士のコミニュケーションが絡んでるなら、
「なぜそこまで生活に入り込んでいるのか?」
を理解しようと努力しましょう。
ゲームは昔から賛否両論あると思いますが、
理解もせずにただ反対・禁止するのは子供も納得しないですよ!
バランスよく遊ぶことが大切です!
テレビゲームにも外遊びにもいいところがあります。
ただし、
「ゲームのやり過ぎは悪影響になる可能性がある」
ということをしっかり頭に入れておきましょう。
ゲームによる悪影響について
一番怖いのが「ゲーム依存症」です。
子どもばかりに起きるわけではなく、
ここ十年の間でインターネットの普及と共に、
「ネットゲーム依存症」が問題になっていました。
当初は今ほどスマホや携帯ゲーム機が
ネットワーク対応していませんでしたから、
パソコンで遊んでいた「大人」が依存症になっていました。
今はスマホや携帯ゲームが子供手の中にあります。
同じような事が起きないとは限りませんよね?
なので、
一日にゲームをする時間、外で遊ぶ時間
を話し合って決めておき、
メリハリを付けてあげるといいですね。
他の遊び(スポーツ・ごっこ遊びなど)を提案して一緒に遊んでみましょう!
子どもの柔軟な頭なら色々な遊びが生まれそうですけど、
大人の頭で新しい遊びを1から作り出せというのは少し。。。
というより難しいですし酷な話ですね。
なので、ベースとなるもの、
例えば野球やサッカーをベースにして、
子どもでも安全に遊べるルールを提案するのはどうでしょう?
他の遊びが楽しければ興味が沸いて
そっちで遊ぶようになるのではないでしょうか?
少し視点を変えて考えてみると、
ゲームばかりで遊ぶのは、
他に楽しいことがないからでしょうか?
休日などは
子どもが楽しめる場所に出かけたりして、
子どもとの関わる時間を増やし、
一緒に遊ぶ時間を持ってみてはどうでしょうか?
ゲーム以外でお子さんが好きな事や夢中になれる事、
普段の何気ない話や行動の中に現れていないですか?
「あそこ行ってみないな~」
「あれを食べに行きたい!」
子どもが遊びたい・やりたい事は、
意外と簡単な事だったりするかもしれませんよ?
ゲーム禁止にする際に注意して欲しいこと!
ゲームを全て禁止してしまうと、
やりたい気持ちを強く抑えつけて
大人になってから反動ではまることもあります。
また、
際限なくゲームで遊ばせると、
目を酷使して視力が低下してしまう可能性もあります。
ゲームで遊ぶことは多くの時間を取られがちですので、
読書や勉強、外遊びといった他の活動時間が無くなるので
必ず時間を決めるように子どもと話し合っておきましょう。
そして、
「ゲームは駄目!でも他の遊びは自分で見つけて!」
では子どもだって納得しませんよね?
ゲームをしていない時間は積極的に子どもと関わって
一緒に遊んでみてはどうでしょう?
もしくは、
子どもと一緒に勉強してみるのはどうでしょう?
ゲームの代わりが別の遊びである必要はないわけですから、
ママやパパも勉強するから一緒にやらない?
みたいな感じで、同じ場所で同じ時間を過ごすことが
家族にとっては良い時間なのではないでしょうか?
遊びにしろ勉強にしろ、子どもと一緒の時間を過ごすことで、
秘められた才能に気がつくチャンスが広がるかも!?
【まとめ】
DSやテレビゲーム、カードゲームで遊ぶのは
それが子ども達にとって楽しい遊びだからです。
それ以外の遊びと言われても
「何をしていいか分からない」ようであれば、
ママやパパから
遊びを提案したり、
お菓子や料理をしたり、
ママやパパが子どもと一緒に遊んで
子どもの世界を広げてあげてもいいと思います。
現在活躍されているエンジニアやプログラマーは、
幼稚園ぐらいからゲームをしていた人が多いそうです。
ゲームから技術や開発者への興味が広がり、
情報を集めたりあこがれを抱いたりして
現在の職業へとたどり着いたとか。
何かに夢中になることは悪いことばかりではないですが、
「依存性」になってしまう程のめり込んでしまうのは、
子どもの将来のためにも良いとは言えません。
普段から遊びのルールで家庭内でしっかり話し合い、
禁止するだけでなく別のものを提案出来るよう、
ママやパパも一緒に考える事が大事ですよ!