パソコントラブルで問い合わせが来た場合、電話やメールでは状況が良く分からなかったり、確認事項が多い場合いなどはリモートデスクトップで直接問い合わせ先のパソコンを操作して対応します。
しかし、リモートデスクトップがうまく接続出来ない場合はあります。
そんな時にどんな事を確認しているかをご紹介します。
OSのエディションを確認する
業務で使われているOSはまだWindows7が大半だと思います。
また、企業内でOSのエディションが異なる事はあまりないと思いますが、確認の意味でも最初に確認すべき点です。
Windows7ではHome Premiumにリモート接続する事は出来ません。
仮にそうだった場合は、リモートアシスタンスを使うか別のリモートソフトを代用する事になります。
リモートデスクトップの許可
リモートデスクトップは、セキュリティ上の理由から初期段階では禁止されています。
許可をするには スタートメニュー>コンピューターを右クリック>プロパティ>リモートの設定 で表示されている画面の下側エリアで、このコンピュータへの接続を許可しない以外の設定を選択します。
※どちらを選択すべきかはネットワークによって異なります。
ネットワーク場所の確認
ネットワーク場所の設定は次の3種類から自動もしくは手動で設定可能です。
- ホームネットワーク
- 社内ネットワーク
- パブリックネットワーク
企業内で使われるネットワークでしたら社内ネットワークを設定するのが一般的ですが、ネットワーク構成の変更があった場合など自動で他のネットワークに変わってしまう事があります。
これは私の経験では非常に盲点となります。
理由としてネットワーク自体は特に問題なく使えてしまっていると、他に原因があるのではないかと目が向きません。
引越しした直後などに起こる事がありますので、設定内容の確認と共に確認する癖を付けると良いかと思います。