妊娠中は自分の体や気持ちの変化にイライラしたり不安になったりと、
情緒不安定になっている妊婦さんがたくさんいると思います。
確かに、初産の場合は全てが初めての経験なので、
不安になることも多いのではないでしょうか?
・妊娠の影響でお腹や胸が膨らみ乳首も黒くなって、女性らしさがなくなってしまった
・以前から夫は朝帰りをしていたが、浮気しているのではないかと信用出来なくなってきた
・妊娠前は毎日だった夫婦の営みが減った
こんな悩みを持っている妊婦さんは少なくはありません。
誰しもが一度は不安に思うことなのかもしれませんね。
でも、なかなか素直に夫に打ち明けたり、相談したり出来ないもの。
そこで今回は、マタニティブルーに悩む妊婦さんへ、
マタニティブルーとの上手な付き合い方をご紹介します。
妊娠線予防クリームはこまめに塗りましょう
妊娠中に、急に膨らんだお腹の下側に出来ることがある「妊娠線」。
急激に太った時になる「肉割れ」と同じような現象がお腹に起きることをいいます。
これは一度出来てしまうと時間と共に多少マシにはなっても、
残念ながら完全に消えることはありません。
お腹の出方は人それぞれなので
出産がまだ先でもお腹が大きな人もいれば、
臨月なのにあんまりお腹が出ていない妊婦さんもいます。
しかし、妊娠線を予防するために必要なのは、
お腹が出ないようにすることではなく、
しっかり保湿して肌を柔らかくしておくこと。
ベビー用品店に行けば妊娠線予防クリームが売っていますので、
ぜひ使って見てくださいね!
特に冬場に大きなお腹で過ごす妊婦さんは保湿を忘れずに!
妊婦にとっても乾燥は大敵です。
妊娠中の体型は一時的なものと受け入れること
産後はシミ・黒ずみはマシになりますし、
体重も確実に落ちます。
逆に妊娠中にダイエットするのはよくありません。
赤ちゃんへの栄養を蓄えるための体型変化なので、
「お腹の赤ちゃんを守るため」
と割り切りましょう。
とはいえ、妊娠中の暴飲暴食もNG!
ストレスもあるかもしれませんが、
妊娠中に太りすぎると難産になったり体型の問題以上にリスクが発生します。
体重管理をしっかりした上でそれでも増えてしまう体重については
「出産したら頑張ってダイエットしよう」
と割り切りましょう!
夫にすべてを理解してもらうことは出来ない
結婚してから間もない夫婦だとまだラブラブなので、
「夫は私のすべてを理解してくれる」
と思ってしまいがちです!
しかし、実際に妊娠し体や心の変化、
出産を経験するのは妻だけ。
実は夫は
「赤ちゃんが生まれるまであんまり実感がなかった」
と思っている場合も少なくありません。
妊娠中の体のしんどさもわからないですし、
これから生まれてくる赤ちゃんのために
色々気苦労していることを理解することはできないんです。
「全てを理解してくれる」
と思うのは疲れてしまうだけなので、
「夫がわからないことはしょうがない」
と諦めましょう。
してほしいことはその都度、
理由を説明してお願いすれば良いんです。
妊娠中も今まで通りスキンケアやファッションを楽しむ!
妊娠するとスキンケアが適当になったり、
ファッションを楽しめないと思っている人もいます。
確かに、妊娠中はホルモンバランスの関係で肌荒れがひどくなったり、
逆にスキンケアをしなくても肌がすごくきれいになったり、
人によって様々です。
そしてお腹が大きくなるに連れて、
着られる服が限定されてくるのも事実です。
ですが!
妊娠中もスキンケアやファッションを
楽しんでいる人だってたくさんいます。
それは、気持ちの違いで
「妊娠しているから今はできなくてもしょうがない」
と考えるか
「妊娠中でもファッションを楽しみたい!」
と考えるかの違いです。
妊娠前の洋服と合わせて使えるアイテムを数点購入するだけで、
今までと変わらずファッションを楽しむことが出来ますよ!
妊娠中よりも産後の方が自分のケアは出来なくなります。
妊娠中にキレイをためておくことで、
産後もキレイなママでいられますよ!
子どもにとってもキレイなママは嬉しいし、
夫ともすぐに元通りの関係に戻れそうですね!
妊娠中の営みが減るのは、夫の心遣いかも
妊娠するとそれまでよりも夫婦の営みが減るのは、
ごく普通のことなのではないかと思います。
基本的には妊娠初期は不安定な時期なので、
営みはNGと医師に言われることも多いです。
安定期に入ると
「お腹が張ったらやめてね」
と言われますが、夫婦の営みも許可が出る場合も。
しかし男性側からすると、
妊娠している妻と営みをするのは怖い場合もあるようです。
「赤ちゃんに何かあったら・・」
という気持ちがあるのは、
夫も同じだと思いましょう。
妻の体調を考えずに誘ってくる夫より、
100倍優しい夫だということです。
これをすると逆効果!気持ちの持ち方を見直して!
妊娠中に気持ちがブルーになるのは誰しも経験することですが、
マタニティブルーだと感じた時に取った行動が原因で、
産後も夫婦仲が悪くなってしまうこともあります。
マタニティブルーの対処方法は、
間違えると夫婦仲が危ない場合もあるということなんですね!
自分は努力せずに、夫に変わってもらおうとすること
妊婦さんの中には
「妊婦なんだからしょうがない」
を合い言葉に努力をしないで、
「理解してくれない」
と夫を責めるだけの人がいます。
確かに、妊娠中は体調が安定しなかったり、
安静指示が出ていたりなど、
なかなか自由に動けないという人もいます。
しかし、どんな時も努力は必要。
今自分に出来る精一杯の努力をしないと、
夫にわかってもらうことはできません。
努力していない人の言葉は、
いくら言っても夫には響かないのです。
キレイになるのを諦める
「妊娠中だから無理だ」と諦めないでください。
無理なんてことは決してありません。
妊娠中でもキレイになる努力は出来るはず。
諦めてしまうと、
妊娠中のホルモンバランスのせいで肌荒れはひどくなり、
髪もボサボサ・・ひどい見た目になってしまいます。
確かに、
産後は鏡をゆっくり見て自分の容姿に気を遣っている暇はなくなりますが、
夫は常に妻の容姿を目にするわけですから、
キレイでいてほしいと願うもの。
妊娠中こそ、キレイになるために時間を使いましょう!
妊娠による体型変化を悲観的に受け止める
妊娠中の体型の変化は一時的なことです。
赤ちゃんの入っているお腹が膨らむのも、
赤ちゃんにあげるためのおっぱいが発達するのも
当たり前のことなんです。
それは産後には元に戻りますし、
色素沈着したところもほとんどが元の色に戻ります。
少し黒ずんだと思う場合は、
そこだけケアをしていけば戻すことも可能です!
「産後に体型は戻せる!」
とプラス思考に考えて、
悲観的に受け止めるのはやめましょう。
赤ちゃんのために必要なことなんだと受け止めてくださいね!
まとめ
ちょっとしたことでイライラしたり、
モヤモヤや不安が消えなかったり、
マタニティブルーに悩まされる妊婦さんは大勢います。
しかし、マタニティブルーも一時的な妊娠中の変化です。
夫に全てを理解してもらうのではなく、
お互いに少しずつ譲り合っていくことが重要!
産後の円満な夫婦生活のためにはそれが一番大事なんです。
妊娠中の期間なんて、
長い人生のうちのほんのわずかな期間ですから、
存分に楽しんでくださいね!
妊娠中に自分磨きを楽しむことが出来れば、
産後にはこれまでと変わらず夫に愛してもらえるはず!
精一杯努力しましょうね!