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【生後2カ月】赤ちゃんの湿疹にステロイドは使っても平気?その他の対策は?

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生後間もない赤ちゃんのお肌はとてもすべすべ!

『球の様な肌』

とは良く言ったもので、本当に綺麗で滑らかなお肌ですよね!

私も昔はあぁだったのに。。。なんてちょっと赤ちゃんに嫉妬してしまうほど(笑)

でも、そんなお肌は逆にとても弱く敏感だったりします。

原因はさまざまですが、赤ちゃんのお肌トラブルで多いのが『乳児湿疹』ではないでしょうか。

トラブルが多い事でお薬もあるんですが、

『ステロイド剤』を使うか使わないか

で悩まれるご両親も多いと思います。

・ステロイド剤による副作用が心配
・ステロイド剤をくり返し使う事の心配
・ステロイド剤は避けたいけど、どうなったら使うべきなのか
・ステロイド剤を使わなくて良いようなケアの仕方はないのか?

など、湿疹に対してとても有効な薬なだけに、その副作用などについての心配から使用を躊躇してしまいますよね。

赤ちゃんの乳児湿疹に対して、ステロイド剤を含めた対策をいくつか頭に入れておくだけで

・子どものために最適だと思う方法を選択できる
・納得して薬を上手く活用できるようになる
・何より赤ちゃんが心地よく過ごせるようになる

など、月齢が進んでも赤ちゃんへのお肌対策が取れ易くなりますし、ご両親が適切なお肌対策をする事でお子さんの綺麗なお肌を将来に渡って維持する事が出来ます。

 

ステロイド剤を使う前にやるべき事

ステロイド剤は湿疹に対してはとても有効なお薬ですが、やはり強力な薬でもありますから多用は厳禁なのは確かです。

ですから、その前にきちんとお肌ケアをする事で、ステロイド剤を使う機会自体を減らす事が大事なポイントとなります。

お肌を清潔に保つ

赤ちゃんは新陳代謝がとても活発です。

ベビー石けんなどで汚れを落として普段から清潔にするを意識する事がとても重要でもっとも基本的な事となります。

多少の肌荒れなどはこの基本的な事が出来てなかった事によるものが多く、清潔に保つ事で改善することが良くあります。

寝具を清潔にする

2カ月くらいの赤ちゃんは寝ている時間が大人と比べるととても多いです。

起きていたとしてもほぼ1日中横になっているわけですから、肌に触れる寝具の汚れに影響を受けやすくなります。

それは寝室の寝具のみではなくお昼寝用の簡易寝具だったり、ハイローなどの簡易ベッドも例外ではありません。

また、『冬だからあまり汗をかかない』なんて事もありませんので、季節も関係ありません。

・寝具だったらシーツorタオルをこまめに替える
・ハイローなどを使う場合も、シーツやタオルを敷いた上に寝かせて交換し易くする

など洗濯物が増えますが清潔に保つ事が出来ますので、多少手間が増えてもこまめに替えるようにしましょう!

こまめにしっかり保湿する

乾燥性湿疹の場合はこまめに保湿してあげることで改善される場合もあります。

特にお風呂上がりは乾燥しやすいため保湿は必須ですし、このお肌の乾燥がアトピー発症の原因の1つとされています。

国立成育医療研究センターの研究結果によると、新生児の頃からベビーローションなどで乾燥肌をしっかり防ぐ事で、アトピーの発症3割もを抑える事が出来る事が分かったようです。

アトピー予防策は曖昧なものが多かった中で、特定の方法でアトピーの予防効果があると証明されたのはこれが世界で初めてとなります。

 

ステロイド剤を使う事について

まず大前提として、ステロイド外用剤は適切な使用方法・期間を守れば副作用が現れることはまずありません。

ではネット上や口コミなどで言われる副作用はどういう事なのか?

という疑問が沸くと思いますが、主にステロイドの副作用として言われているものは、

大量のステロイド剤を飲み薬として長期間投与した場合のもの。

局所に短時間塗る場合はしっかりと炎症を抑える効果があり副作用の心配はありません。

ただし、ステロイド剤にも強さの違いありますが、素人では症状に合わせて使い分ける事は出来ません。

従って、必ず病院にいって主治医から処方されたものを使うようにしましょう!

お子さんの症状に合わせた強さのステロイド剤が処方されますので、ネットなどの情報に過敏になりすぎず、主治医の先生から受ける注意点をしっかり守る事が1番大事なポイントとなります。

 

 ステロイド剤を使う際のコツ

ステロイド剤の前に保湿剤を塗る

きちんと処方されたものを使ったとしても、乾燥していないお肌に塗ってしまう事は抵抗があると思います。

それを比較的簡単に防ぐには先にベピーオイルなどの保湿剤を併用ことです。

保湿剤は乾燥が有る・無しに関わらず塗ってしまっても影響は全くありません。

先に保湿剤を塗る事で、ステロイド剤を必要箇所だけに適量塗る事ができます。

これを逆にステロイド剤を塗った後から保湿剤を塗ってしまうと、保湿剤によってステロイド剤が塗り広げることになってしまいます。

※この順番については、主治医の考え方によって前後する場合もありますので主治医の指示に従って下さい。

かゆがっている時こそ早めにステロイド剤を使う

赤ちゃんのお肌でまず解決すべきは痒みです。

痒みが続く限り赤ちゃんはどうしても患部を掻いてしまいますから、お肌がどんどん荒れてしまいます。

最悪の場合、跡が残ってしまう場合もあります。。。

まずは痒みを抑える目的でステロイド剤を塗ってあげましょう。

痒みが収まると患部を掻く事も減りますから、急激に改善する事も良くあります。

 

赤ちゃんのお肌ケアでやってはいけない事

爪を立てたり、大人用タオルで強く洗いすぎたりする

赤ちゃんのお肌はとにかく敏感で弱いです。

爪を立てて洗ったりしたら直ぐに傷ついてしまうので爪は厳禁です。

日常から爪のお手入れはしっかりと行って清潔を保つように心がけましょう。

また、大人用タオルは赤ちゃん用タオルに比べると繊維が荒く出来ていますから、洗い過ぎてしまうとお肌を傷つけてしまします。

赤ちゃん用のタオルもありますし、赤ちゃん用のベビーソープ手にとって手で洗うのも問題ありません。

とにかく傷つけない様に汚れはきちんと落とす事を心がけましょう。

そっと泡を当てたらすぐ流してしまう

新陳代謝が激しい赤ちゃんのお肌はとてもきれいに見えて汚れが多くあります。

お肌を傷つける事を心配するあまり、泡を当てるだけでは十分に洗えていません。

指の平を使えは必要以上にお肌を傷つける心配ありませんので、念入りに洗ってあげてください。

ステロイド剤を1週間以上連続して使用する

主治医から指示された期間よりも長い期間の使用はよくありません。

指示された期間内でも炎症が治まったら使用を中止しましょう。

指示された期間を経過しても改善しない場合は一旦使用を中止して、主治医へ相談しましょう。

予防目的でステロイド剤を使用する

ステロイド剤はお肌トラブルの予防薬ではありません!

あくまで治療薬なのでそれなりに強力なお薬だと思って下さい。

赤ちゃんのお肌トラブルの予防目的で使用するのであれば、何を差し置いてもベビーオイルなどの保湿剤でしょう。

季節によっては日焼け止めなども必要となりますが、そういった場合も赤ちゃん用というものを選ぶ事が基本です。

 

【まとめ】

赤ちゃんの湿疹がなかなか治らないと悩みますよね。

ステロイド剤の副作用について心配されるご両親は多くいらっしゃりますが、まずは不安な気持ちをお医者さんに打ち明けてしっかりと説明してもらいましょう。

小児科や皮膚科で処方された薬を指示通り必要量塗っていれば問題が起こることはありませんので、かゆみがある場合は適切に使ってかゆみをやわらげてあげてください。

ベビーソープでしっかり洗って清潔を保ち、こまめに保湿する事で予防にも繋がりますよ!

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