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【生後9ヶ月】離乳食後期の赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくなった!そんな時に試して欲しい15項目!

投稿日:2016年12月25日 更新日:

今まで離乳食をきちんと食べていたのに、4~5口スプーンで食べるとそれ以上は嫌がってミルクを求めるようになったり、ご飯用の椅子に座ってられなくなったなんて事ありませんか?

・お腹は減っているはずなのに食べてくれない
・口には入れるけどなかなか飲みこまないのはなんで?
・もしかして離乳食がおいしくないのかな?
・離乳食は椅子に座らせて食べさせなくてもいいの?
・食べてくれるいい方法はある?
・食べる量が減って体重の伸びが悪いので心配

たまの食事での事なら機嫌や体調から来るのかな?とも思えますが、毎回の食事で食べるのを嫌がってしまわれると、食事のたびに悩んだり心配したりでとても大変だと思います。

もし、食事の心配が少しでも解決出来るようになると、

・マニュアルに縛られず自分の子に合った子育てができるようになる
・食事(離乳食)の時間が楽しくなる
・気が楽になり子どもの成長を楽しめるようになる

など、今までよりも食事の時間を楽しめるようになります!

今回は離乳食に関する悩みへの対処法についてご紹介しようと思います。

【試してほしい事】

食事のタイミングを変えてみましょう

今までおっぱいを飲んでいた赤ちゃんは、食事でお腹を満たす考えはありません。

完全にお腹が空いている状態だと、今までの経験から直ぐにお腹を満たせるミルクやおっぱいの方に意識がいってしまいます。

離乳食を食べる=空腹を満たせる

ときちんと理解出来るまでは、食事の回数と1回の量を少なめにして、離乳食で空腹を満たす機会を増やす事で、きちんと食事を取れるようになりますよ!

離乳食は短時間で

赤ちゃんはまだまだ集中力が続きません。

お腹が空いていても、食事の時間次第では飽きてしまって気が散ってしまう事は良くあります。

食事の後半は食べ物で遊んでしまう事にも繋がりますし、そうなるとご両親も『食べ物で遊ばせたくない』という思いから、ついお子さんを叱ってしまうなんて事もあるでしょう。

ご自分のお子さんを普段から観察して、集中力がまだまだ続かないなと感じるようなら、食事の時間を短くして回数で補うようにする事で食べれるようになりますよ!

離乳食の形状や硬さを変えてみましょう

月齢に合わせた離乳食は雑誌やインターネット、もしくは商品自体に記載されている内容から判断されていると思いますが、そういった情報(硬さや形状)はあくまで目安で個人差があります。

固定観念にとらわれずご自身のお子さんが食べる様子をよく観察し、ご自身のお子さんの状況に合った形状、硬さで食事を食べさせる事が必要です。

少し前に戻ってもいい

上でも記載した通り離乳食の進み方は個人差があります。

必ず次の段階に進まなければ行けないというルールもありませんし、あなたのお子さんが必ず平均的な成長するわけでもありません。

お子さんの成長も必ず個人差がありますし、その保護者であるあなたの成長も教科書通りにはいかないものです。

前に進めない、進んでも上手く出来ないようなら、前の段階に戻してゆっくり進めても大丈夫です。

その判断をするのは保護者であるあなたですから、教科書ではなくあなたが大切に思っているお子さんの事をしっかり見て判断しましょう!

苦手な食材の調理法や切り方を変える

意外かもしれませんが、赤ちゃんの味覚は敏感で大人より苦みや酸味・辛さを感じやすいので、実は苦手なものも多くあります。

食材自体が苦手なものもありますし、同じ食材でも部位によって辛みや苦みが違うものもあります。

明らかに食べるのを嫌がってるわけでもないのに食べないような時は、部位を変えてみてもいいかもしれません。

苦手な食材だったら、今は無理に食べさせないという判断もありでしょう。

レパートリーを増やす

いくら好きな食べ物でも食べる頻度が高ければ飽きちゃいますよね?

子供だって一緒です!

いくら良く食べるからと言って同じメニューばかりではどうしても飽きちゃいます。

同じ食材でも見た目や味に多少でも変化を持たせるよう、食事のレパートリーを増やす事が出来ると、食事への興味や楽しみをより多く持てるようになるでしょう!

食べられたら褒める

お子さんの成長が気になる両親としては、お子さんが食事を食べられないor食べない事にばかり気が行ってしまいがちですが、上手に食べる事が出来た時こそしっかり褒めて上げましょう!

子供は褒められると嬉しいもの。

それも大好きなご両親から褒められる事は何よりも嬉しく感じますから、お子さんが『食事の時間が楽しい』と思えるような態度を取ってあげるように心がけましょう!

ちゃんとしたものや量を食べさせなきゃと思い込みすぎない

体の成長が著しいお子さんにとって、食事は大人以上に大切なものです。

ですから、ちゃんとしたものを期待通りの量食べてくれるのは理想です。

しかし、そのことばかりに意識が行ってしまうとお子さんの食べられるようになるペース(成長)と差が出てきてしまい、ご両親の期待に答える事が出来なくなってしまいます。

まずは食事することに慣れることが大切。

ご両親がお子さんが食べる様子を鏡で見たら、とても思い詰めていると怖い顔してるかもしれませんよ?

気張らずリラックスして

ご両親がとても必死に大変そうにしていると、お子さんも食事を楽しめないですよ!

お子さんにとってご両親と一緒の時間はとても大好きでリラックス出来る時間です。

それは遊んでいる時や寝ている時は勿論、食事をしている時間も例外ではありません。

作る事ばかりに必死になってしまうようだったら、食事の時間を楽しく出来るよう時には肩の力を抜いて市販のものも試してみても良いのではないでしょうか?

市販されている子供用のレトルト食品などはレパートリーもさることながら、大人と変わらない様なメニューでアレルギー対策されていたりと、両親としても安心して食べさせられるものが多いですよ!

体を動かす遊びをする

そもそも、お腹が空いていなければ食事は進みません。

平日に保育所や幼稚園ではとても良く食べている様子なのに、土日などで家に居る時は食事が進まない場合は、単純にお腹が空いてないからだったりします。

平日お仕事で土日もお子さんの相手となると大変だと思います。

ご両親がずっと相手をするのは厳しいようだったら、地域で運営している子育て支援センターや大き目のショッピングモールなどに併設されている子供自身で体を動かして遊べるキッズエリアなどを利用し、お子さんが体を動かせる機会を増やすようにしてみましょう!

おっぱいを徐々に減らす

おっぱいを飲ませる習慣が続いていたり、子供がせがむからとおっぱいを以前と変わらず与えていると、食事として食べる量が増えていきません

お子さんにとっては

お腹が空いた=おっぱいを飲む

という習慣が抜け切れず、食事でお腹が満たそうとしてくれません。

おっぱり離れは最初は嫌がって大変だと思いますが、お子さんの成長の為に必要な親離れの1つでありそれは愛情です!

しかし、突然全く与えないというのはお子さんにとっての安心出来る時間や楽しみを一気に奪ってしまう事になりますから、徐々に量や回数を減らして慣らしていくようにしましょう。

ご飯中はパパ・ママも座る

子どもは色々な事に興味示しますし、また興味がとても移り易いです。

お子さんが食事中にご両親が席に付かずにいると、興味がご両親に向いてしまって食事に集中出来ずに食事が進まなくなってしまいます。

お子さんの食事中にご両親が必ず席に付くというのは難しいご家庭もあるでしょうけど、

・お仕事がお休みの時だけ
・朝食の時だけ

などどこかでお子さんのお食事中に一緒に席に着くようにしましょう

それだけでもお子さんは安心して食べれるようになりますよ!

おもちゃを片付ける

食事中にテレビを見せる・見せないという話題にも繋がりますが、食事中は食事以外のものに興味が移りづらい状況を作りましょう。

・テレビは消す
・スマホも片づける
・普段遊んでいるおもちゃも片づける

などをして、食事以外のものに興味を持ち辛い環境を作るのも親の役目です!

お行儀を気にしすぎない

お子さんの食事中に食べ具合と同じくらい気になるのがお行儀でしょう。

・椅子に座ってくれない
・スプーンやフォークを使ってくれない
・器をひっくり返してしまう
・食べ物を投げてしまう

など、どうしても口を出したくなってしまいますが、それも食事への興味の表れです。

お行儀は後からでも教える事は出来ますから、まずは食事の時間を家族で楽しむ事が一番です!

食事の時間が楽しいと思える事で食も進むようになりますし、自分から椅子に座って待つ事が出来るようにもなりますから、怒らずに見守ることから始めましょう!

一度かかりつけの小児科に相談する

ここまでの対処法はあくまでお子さんが健康で、しっかり成長している場合の話です。

・何日も食事がちゃんと食べれない
・体重が増えておらず顔色が悪い
・元気がない

など赤ちゃんの様子に変わった点が見られる場合は栄養失調の可能性もあります。

栄養失調に限らず何かしらの病気に掛っている可能性もありますから、そういった場合は、掛り付けの小児科へ行ってちゃんと診て貰って下さい。

【やってはいけないこと】

子どもの様子を見ずに時間で食べさせる

ある程度時間で食べさせることは必要ですが、時間にとらわれお腹が空いていないのに食べさせようとしても食べてくれませんよ。

マニュアル通りに進まないことを気にしすぎる

お子さんの食事の進度は個人差があります。

月齢にあった形状や硬さを食べてくれないからと焦りってしまった結果、マニュアル通りの食事を強要すると食事の時間が苦痛になってしまいます。

それでは食は進みませんから、

マニュアルなんてどこかの誰かの子供の成長記録

とでも思って、しっかりご自分のお子さんの様子を観察し、お子さんの為に考え思考錯誤してください。

歩き回っても食べさせる

食べる量を気にするあまり、食事中に席を立ったお子さんを追いかけてまで食べさせていると、いつまでも座って食べてくれるようにはなりません。

『立ち歩いたら食事は終わりだよ』

という習慣を徹底しましょう。

そうすると、徐々にですが食べ終わるまでは席を立たなくなってきますよ!

無理強いする

食べられないor食べたくないのに無理強いしてしまうと、食事の時間自体が楽しくなくなってしまいます。

食事=楽しくないもの

と覚えてしまうと食事が進むわけありませんので、大人の都合でお子さんに食事の進み具合やお行事を無理強いするのは駄目です!

間食を許してしまう

小さな子供にとって食事はおっぱいやミルクと比べると面倒なもの。

ご飯を残しているのに間食(おやつ)を許してしまうとそれでお腹が満たされてしまうので次の食事を食べないなど悪循環を生み出します。

間食(おやつ)が全く駄目というわけではありません。

毎日決まった時間に果物などを食べさせるのは問題ないでしょう!

【まとめ】

今まで食べてくれていたお子さんが離乳食を食べてくれなくなるとご両親は心配になりますよね。

今までの離乳食に飽きてきてしまい他に興味が移りやすくなっているのかもしれませんから、短時間で食べ終わる量に調節したり、レパートリーを豊富にしたりしてみては如何でしょうか?

また、初めてのお子さんだとついついマニュアルに頼りがちになりますが、子どもは一人一人成長の度合いが違って当たり前です。

月齢に合った形状や硬さではないからと焦る必要はありません。

力まずにお子さんの状況をよく観察して進んだり戻ったりしながら進めるといいですね。

必死になって食べさせるのではなく、親子とも食事の時間を楽しめるようにするとそのうちに食べてくれるようになりますよ!

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