赤ちゃんは好奇心の塊です!
お部屋の中で遊ぶ事も赤ちゃんにとっては毎日色々な発見あるようですが、お散歩を覚えて外の世界に興味を持つと、お外に行きたがるお子さんが多いんじゃないでしょうか?
そんなお子さんの様子を知ってか知らずか、身内やご友人から野外でのイベント事へのお誘いなんかも来るようになったりします。
夏は特に子供向けのイベント事も多いですし、バーベキューや川・海でのちょっとした集まりが開催される機会も増える時期です。
でも、お子さんが小さいと色々と心配事も多いですよね。
・低月齢の赤ちゃんを大勢の人が集まる場所へ連れ出して大丈夫?
・赤ちゃんの虫除け対策や日焼け止め対策はどうしたらいい?
・母乳とミルクしか飲まない赤ちゃんの夏の水分補給は? など
外出自体へのためらいもあるでしょうし心配事を抱えたまま誘いを断り切れずに外出してしまうと、折角のお出かけも楽しめない余計な心配事でどっと疲れただけなんて事にも成りかねません。
小さなお子さんを外出させる上で、最低でもこれだけは気を付けておきたい事をまとめましたのでご紹介しますね!
気を付けておきたいポイント
1.周りに不安である事を話しておく
不安なままでは楽しく外出出来ないでしょうから、不安な事を正直に話してどんな対策を取ったらいいのかきちんと話し合いましょう。
周りの方々からのお誘いは悪気があるわけではないでしょうから、不安である事を話す事をためらう必要はありません。
誰からのお誘いなのかにもよりますが、そのお誘いの目的が、
・子育てで外出する機会が少ない事を気にしてくれた
・お子さんに外で遊ぶ機会を作ってあげたい
・他の子供たちと触れ合う場を設けてあげたい など
などの気使いの表れなのかもしれません。
もし、あなたが不安を抱えている事に対して真剣に対応して貰えないようなら、今回はお断りすればいいだけの話です。
2.病院、コンビニなどの事前に調べる
水分補給や日差し対策など事前に出来そうな事をきちんと話し合って対策したとしても、不測の事態というのは起こりえます。
普段と違う環境になる事で、まさか!と思う事態が起こってしまう可能性は高いと言えるでしょう。
熱射病や熱中症などであれば水分補給や体を冷やすものが必要になりますから、コンビニなど色々な品物を手に入れられる準備をしておくべきです。
また、転んで怪我をしたり旧な熱などで対処法が分からない場合は病院へ行けるように予め場所を確認しておく事も必要でしょう。
3.運転手を確保しておく
ご自身が運転され車で移動される場合もそうでない場合も、自分以外の運転手を確保しておくべきでしょう。
夏の日差しは大人が思っているよりも子供体力を奪ってしまいます。
さっきまで元気だったのに急にぐったりしてしまった!
なんて事も夏の日差しの元ではよくある事ですので、その状況下では直ぐにお子さんを涼しい場所で休ませるか場合によっては病院へ行く事になります。
入院などの必要ない限りは家に帰る事になりますが、お子さんをなるべく横にして休ませたままにしておける方が良いでしょう。
そうなると、電車での移動というのはあまり好ましくありません。
また、ご自身が運転してしまうとお子さんの様子を伺いながらというのは別の意味で危険です。
車はレンタカーを借りる事が出来るでしょうが、そういった集まりではお酒が入る事が多いですから急に運転手を確保する事は難しい事です。
ですので、運転手をお願い出来る人を確保しておきましょう。
4.虫除けはシールタイプかウェットティッシュタイプ
意外と忘れがちなのが虫除け対策です。
虫除け対策品は色々な種類を選択出来ますが、スプレータイプはおススメしません。
理由1.虫除けスプレーはお子さんの肌に合わない事があるため
理由2.スプレータイプは霧状ですから直接吸引してしまう恐れがあるため
小さなお子さん用の虫除け対策品としておススメなのは、シールタイプかウェットティッシュタイプです。
シールタイプは服などに貼るだけですし、ウェットティッシュタイプならベビーカーなどのお子さんの乗り物などに塗る事が出来ます。
使う場面は少ない可能性もありますが、最低でも1つは用意しておく事をおススメします。
5.短時間の参加にする
イベント事は長時間になってしまう場合が多いです。
しかし、小さいお子さんにとっては夏だろうがそうでなかろうが、外出する事自体が体力を奪ったり初めて見るモノや匂いで普段よりも刺激が多くなります。
最初から疲れる事が分かってるわけですから、何も最初から最後までずっと参加する必要はないでしょう。
一番良いのは途中から参加して早めに引き上げてしまう事ですが、準備や後片付けの手伝いが気になるようだったら最初から参加して途中で抜けるのが良いでしょう。
※後片付けは大体だらだらと余計な時間が掛るものです
お子さんの様子をちゃんと見ながら、ぐったりしてしまう前に引き上げる事を意識しましょう。
6.こまめに授乳する
お子さんの月齢にもよりますが、母乳やミルクしか飲めない時期だったら、普段よりもこまめに授乳する事を意識しましょう。
赤ちゃんは大人よりも体温が高いですから、大人が熱いと感じるよりももっと熱いと感じていますし汗も余計多くかきます。
普段は3時間毎の授乳が大半でしょうから、外出(特に夏や暑い日)する場合は1度の量を少なめにして回数を多くするようにしましょう。
そうする事で水分補給が十分に行われ、脱水状態になる事を防ぎやすくなります。
7.タープやテントを用意する
夏の日差しはそれだけで赤ちゃんの体力を奪いますし、昔と違い今は紫外線の量が増えてしまった事から赤ちゃんの日光浴は薦められていません。
外気浴が薦められ通り、外でのイベント時でもなるべく日陰の下で遊ばせる方が良いでしょう。
しかし、都合良く日陰を確保出来るとは限りませんから、タープやテントを用意しておくとオムツ替え時にも利用出来るのでおススメです。
小さめ目の折りたたみ式のテントも結構安く手に入りますから、お出かけが増えて行く事を考えると1つは持っていても良いかもしれませんね。
8.アイスノンや濡れタオルなど体を冷やせるもの
体を冷やすのは脱水や熱中症が起きてからでなく、起きる前から使う事で防止に繋がります。
コンビニなどが近くにあれば現地で確保する方が楽かもしれませんが、考える事は皆同じですから手に入らない可能性もないわけではありません。
最初からちょっとしたもの(凍らせた500のペットボトルなど)を用意しておけば、それだけでも随分リスクを減らせますので、面倒でも何か1つは用意しておきましょう。
9.参加しない
上記の通り、小さな赤ちゃんを長時間外出させる事は大きな事故も繋がるリスクが高くなります。
不安が取り除けない場合やまだ早いとあなたが感じたなどは躊躇せずに断りましょう。
もう少しお子さんが成長されたら改めて参加するなり、今度はあなたが企画して誘う側になれば良いだけです!
面子や人付き合いも大切ですが、お子さんの健康を第一に考え検討してくださいね。
やってしまいがちで気を付けたいポイント
今度はやってしまいがちな事で、ぜひ気を付けて頂きたいポイントをご紹介します!
10.虫除け対策品で油断
虫除けは蚊などには効果はありますが、蜂には効果がありません。
虫除けしたからと言って油断してしまうと大事故に繋がる可能性もありますので、気を付けておくべきポイントです。
11.大勢大人がいるからと油断する
大勢の大人が居てお子さんを見て貰っていると、誰もが油断して子供から目を離してしまいがちです。
そういった事が原因で悲しい事件も日本各地で多く発生していますので、油断せずにお子さんの状態には目を配るようにしたいポイントです。
12.つい最後まで参加してしまう
普段、育児で頑張っていればいるほど、久々のイベントそれも外でバーベキューなんかだと誰だって楽しくなります。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行きますので、ついつい最初の予定よりも長時間になってしまいがちです。
大人の楽しい時間が子供にとっては苦痛な時間になってしまう可能性もあります。
楽しさ優先で取り返しが付かない事態を招かない様、お子さんの成長に合わせてぐっと堪えて早めに引き上げるようにしましょう!
まとめ
周りが楽しみにしているからと納得できないまま赤ちゃんをバーベキューに連れて行っても楽しめないですよね。
不安なことや心配なことは周りに素直に相談して、不測の事態が起こったとしても対処できるよう事前に準備して楽しいお出かけをしましょう。
もし不安や心配が拭えなかったときは、行かないという選択肢は全然アリですよ!