新卒と転職で一番大きく違う点として私が思うのが、
給与交渉が出来るという点です。
転職なら給与交渉はするべきだと思いますし、
企業側で考えている金額とあまりにも離れていなければ、
上手く行く可能性は高いと思います!
筆者は3回の転職活動で入社を決めた企業全てで、
給与の話は先方から聞かれましたし、
私の希望は2つの企業全てで通りました。
もう1つの企業については、希望額そのままは通りませんでしが、
だからと言って、内定取り消しというわけでもありませんでした。
※もちろん、辞退する選択肢もありました。
今回は、給与交渉時にどんな話をしたのか、
筆者が経験した内容をご紹介しようと思います。
転職時に交渉する給与額(年収)の目安
給与(年収)を交渉するわけですから、
具体的な金額を提示する必要があります!
また、その金額んは根拠が必要ではありますが、
あまり細かく計算したり調べる必要はありません。
筆者が面接時に提示していた希望年収額について
前職の年収とその地域・年齢の平均額の間
ものすごく控え目と考える方もいるでしょけど、
転職時に提示される年収が前職を上回る事って、正直なかなか無いです。
理由は簡単で、提示される年収には残業代が加味されていないからです。
なので、ご自身の希望年収を決める際は、
- 残業代を含めない
- 残業代も含める
の2パターンを頭の中で考えておく方が良いですよ!
従業員1,000人規模、地方では結構大きな企業の役員面接時
この企業は結果的に色々と問題のあった企業だったのですが、
面接時も想定外の反応をされてビックリしたことをよく覚えています。
私の希望年収に対して、
もっと高い金額を吹っかけて、それに見合う仕事をやってみせる!
くらいの勢いで希望を言えないのか?
という内容の事をものすごい剣幕でまくし立てられて、
なんとかその場を丸く収める事に必死でしたね。。。
何を言ったのかはっきりとは覚えていないのですが、
とにかく黙らずに、
「はじめての業界、初めての職種で、
期待に添える仕事が出来ると今は言い切れない
なので、仕事の結果で評価いただいた時に、
成果に見合った昇給をいただければと考えています。」
くらいの事を言ったと思います。
結果として、毎月の残業代を想定額として含めると、
希望年収額になるような給与(年収)となりました。
従業員200名で世界トップシェア製品を作る製造業での役員面接時
初めて社内SEとして働く事になった企業でした。
ここの役員面接では
「最低でも○○○以上はいただけるとありがたいです!」
と言ってみた所、○○○ちょうどという結果でした。。。
入社後、部長がやたらと給与の面を気にされてて、
「給与面で採用見送られる事を気にしたとは思うけど、
控えめ言ってしまうとその金額を提示してくる企業が多いと思うよ」
と言われたことをよく覚えています。
それでも、その地域で年齢での平均年収程度ではあったので、
筆者的にはそれほど失敗したとは思ってませんでした。
開発者としての経験はあっても、
社内SEとしての経験はゼロの状態だったので、
ここでの給与交渉は筆者的には成功だったと思っています。
従業員60名で地域ナンバー1士業法人での面接時
これまた全く経験のない業界です!
雇い主側も社内SEの採用は初めての事で、
扱い方も給与面での待遇も分からない状態だった事。
ここでの給与交渉で私が直接話したのは1度だけで、
その1度だけあった給与の話も、
「給与(年収)は○○○くらいをご希望とのことですが、
その金額でしたら問題ありませんよ」
という実に静かにサラッと言われただけという(汗)
最終的にまとまった給与(年収)は、
転職直前の前職の給与とほぼ同額となった上に、
残業代は含まないという内容でこっちがびっくりでした。。。
これは私の交渉術が上手かったわけではなく、
実は求人自体も転職エージェントが作りだしてくれた上に、
働き方や給与交渉までやっていただきました!
自分でやってたらどうなっていたのか。。。
前2回の転職では自分で交渉してましたから、
変な金額を希望したら、採用から遠のくんじゃないか?
ってビビって強気では行けなかったでしょうね。
ポイント
当サイトでおすすめ転職エージェントの紹介
まとめ
給与交渉は、あなただけでなく雇用主側も気になることの1つです。
交渉次第では内定取り消しや内定辞退という事もありますから、
双方それぞれが探るような状態になりがちです。
そこに転職エージェントが、業界や職種の平均年収の数字的な面や、
求職者側の希望などを元にきちんと交渉・提案てくれます。
ご自身の交渉力に自信がある方にとっては不要なサービスかもしれませんが、
給与交渉苦手だなぁ~と思う方にとってはとてもありがたサービスですから、
ご利用を検討してみても良いと思いますよ!