住宅ローンを借りようと計画した場合に、
「自分(夫)1人では借入可能金額が足りない」
「借入金額がギリギリ過ぎる」
「2人で借りてリスク分散したい」
など諸々の理由で「夫婦2人でローンを組もう」と考える事ありませんか?
うちは共働きなのと妻の要望で2人でローンを組む計画で動いていましたが、気がかりだった事の1つが
妻の産休期間と借入申し込み時期が重なる事
つまり、産休中の妻はローン審査に通らないのではないか?
という事ですけど、これって同じ状況だったら気になりません???
という事で、幾つかの金融機関で実際に相談してきましたので、同じような状況の方々へ情報提供させて頂きます!
産休中の妻でもローン審査には通る!
そうなんです!
産休中でもローン審査に通るというお話を頂くことが出来ました!
これでめでたく計画通りに進められる!と思えますが、、、
実はこの”ローン審査に通る”というのはちょっとした条件があります。
産休中の妻が”単独”でのローン通過難しい
私と妻の2人それぞれでローンを組むという事で進めていましたので若干意味合いが違うんですが、産休中の妻が単独でローンを組もうとしても審査には通らないとの事でした。
私達が相談した金融機関は地方銀行、信用組合、JAだったんですが、これはどの金融機関でも共通の回答でしたので、メガバングでも中々難しいんじゃないかと思います。
※私が住んでいる地域にはメガバングの支店やローンプラザ的なものがない(汗)
理由としては、「産休中は基本的に収入が無いから」
確かにごもっともな理由でした。。。
参考までに、産休中でも単独で住宅ローン審査が受けれる金融機関
産休中の妻が住宅ローン審査用に提出を求められた書類
住宅ローンに限った話じゃないですが、ローン審査には色々と書類が必要になります。
仕事しながら書類を集めて銀行に出向いてと結構大変だったりしますが、産休中の妻に対して提出が求められたのは、所得証明書や保険証など誰もが求められるものに加えて、
職場への復帰証明書
となります。
うちが利用した金融機関では在職証明書+復帰証明書という事だったので、産休中の妻は会社に書類の作成を依頼していました。
その際に特に利用目的などは聞かれなかったようですが、会社によっては利用目的を聞かれる事もあるでしょうし手続きは会社によって様々でしょうから、事前に調べておくとバタバタし辛いかもしれないですね。
うちはローン申し込みから実際の融資実行予定日まで2ヶ月半程の時間的余裕あったので、書類が間に合わないようなトラブルはなかったんですが、必要な書類は金融機関が違っても殆ど変わらないようなので、取得方法・申請方法などは予め調べておくことをオススメします!
産休中の妻でも連帯債務者にはなれるけど、連帯債務者については注意が必要!
連帯債務者とは連帯保証人とは少々意味合いが違っています。
連帯保証人:債務者の返済が滞って初めて返済の義務を負う
連帯債務者:債務者と共に最初から返済の義務を負う
大して違わないじゃん?と思われるかもしれませんが、連帯債務者の場合はこんなメリットがあります。
- それぞれの割合に沿って住宅ローン控除を受けれる
- 夫婦間で金銭の移動をせずに返済出来る
それに対してデメリットとして考えられるのは、
団体信用生命保険は大抵主債務者のみが加入となるので、仮に連帯債務者である妻に何かあったとしても住宅ローンがチャラにはならない
という事くらいで後は特にデメリットは無いんじゃないかと思っていますが、この点がどうしても不安という事でしたら、三井住友銀行のように夫婦どちら一方に何かあった時点で2人のローンが全てチャラになる保証(三井住友銀行ではクロスサポートという名称)を付けるor付けれる金融機関を選ばれると安心出来ると思います。
団体信用生命保険などの保証はどうやって決めたら良いのか?
団信生命保険は死亡時以外にも多くの金融機関が3大疾病やガンも対象にしていますが、7大疾病まで拡大している金融機関もあります。
※フラット35は団信生命保険は別途有料で契約する必要があります。
この時に恐らくどの金融機関でもアドバイスされると思いますが、既に加入している生命保険やガン保険と被る内容だったりする事があります。
生命保険・医療保険・ガン保険などを見直すタイミングって、結婚や出産など大きな出来事が起こるタイミングだと思いますが、住宅ローンを借りるタイミングも同様に見直す事をオススメします。
見直した結果、住宅ローン側の保証は薄くても良かったり、逆に住宅ローン側の保証を厚くしたりとどんな保証を付けたら良いのか見えてくると思います。
自分たちで判断出来ないようなら、借り入れ先が銀行でしたら銀行に相談すれば喜んで相談の場を用意してくれますし、ファイナンシャルプランナーが相談に乗ってくれるような保険の窓口で相談するのもオススメですよ!