一人っ子家庭も増えていく中、まだまだ2人以上子どもがいる家庭は珍しくありません。少子化と言われる日本でも、まだたくさん見かけますよね。
とはいえ、実際に2人育児を経験してみると、大変な事が本当に一杯!
- 上の子が活発過ぎて親に申し訳ない気持ちになり、実家に帰ることが出来なかった(もう少しおとなしくしてくれたらいいのに)
- 退院直後から家事育児に追われ、パパも仕事が忙しいためゆっくりする暇もなく、体力的・精神的にきつい(産後の疲れもまだ残っているのにワンオペ育児は辛い)
- 歳が近いと両方手がかかるので、両方の子に満足に構えず子どもたちに申し訳ない(すべてが中途半端になっている気がする)
など、悩みを抱えているママはたくさんいるはずです。
一度は経験したことのある育児だとは言え、2人の子どもを同時にみるというのは、想像しているよりもはるかに体力を使います。
そこで今回は、2人育児を乗り切るための方法をまとめてみました!
家事は基本的に手を抜いてOK
里帰りしないで出産すると、産後すぐから家事もしなくてはいけない状況になりますよね。
ご飯の用意や洗濯、最低限の掃除などはサボろうと思っても気になってしまうのが主婦です。
しかし、産後の回復していない体を酷使してはいけません。
育児は手を抜けないことが多いので、家事はどんどん手を抜きましょう。
ご飯の用意は生協の宅配や、出来合いのもので済ましてしまって良いでしょう!
最近はおかずを宅配してくれるサービスや、材料が届いて炒めるだけの料理キットなどもあります。
少し費用は掛かりますが、お手伝いさんを雇うよりはましだと思って、利用してみてくださいね!
ネットスーパーなども積極的に利用しましょう。
最近は食品だけではなく、おむつやミルクなどの育児用品や、トイレットペーパーなどの日用品もネットスーパーで注文できます。
下の子は寝る前だけミルクにする
ママが就寝するタイミングで、下の子にはミルクを与えて寝かせましょう!
ミルクは母乳よりも腹持ちがいいので、よく寝てくれる赤ちゃんが多いと言われています。
母乳は搾乳して冷凍したりして頻回授乳の時間帯にあげるなど、工夫してみてくださいね!
新生児期はまだ胃も大きくなっていないので難しいかもしれませんが、月齢が進むにつれて飲める量も増え、腹持ちは良くなってくるはずです。
1日1回のミルクで足りそうなら、ミルクは小さい缶を購入すると無駄がなくていいですね。
上の子との遊び方を工夫する
上の子の一人遊びのレパートリーを増やしてあげましょう。
シャボン玉やお絵かき、自転車、キックボードなど、
ママは見守っているだけでも良いような遊びをさせるのがおすすめです。
室内なら粘土や工作なんかもいいですね。
本人が好きで集中できる遊びを見つけるいい機会になるかもしれません。
下の子が生まれてすぐは、外にも出られないことが多いので、お庭やベランダでの遊びも探してみるといいかもしれません。
夏場ならプールや水遊びなどもおすすめですよ!
パパがお休みの日はゆっくりさせてもらう
パパがお休みの日は、積極的に育児をしてもらい、体を休める時間を作りましょう!
新生児期は昼間よく寝る赤ちゃんも多いので、よく寝てくれる時間帯にママも一緒に睡眠をとったり、1回分の授乳くらいなら搾乳しておいてパパに任せるのもOKです。
「もう2人目なんだから」と任せてしまってOKです!
ママが倒れてしまっては、その後の方が大変です。体力回復を最優先に考えましょう。
一時保育やファミリーサポートを利用する
頼る人がいない時は、公的な保育サービスなども頼ってみてはいかがでしょうか?
一時保育はお迎えがいりますが、ファミリーサポートなら自宅まで迎えに来てくれる場合もあります。
上の子だけでも預けてみることで、ママはゆっくりと下の子の育児や普段できない家事に専念できますよ!
一時保育に預ければ、上の子本人にとっても刺激になりますし、社会性を育むいい機会になるかもしれません。
ママと離れることは悪いことばかりではないのです!
逆にやってはいけないことは?
ママが頑張りすぎる
産後すぐなのに頑張りすぎるママも多いですが、これは絶対にいけません!
そのとき大丈夫だと思っても、免疫力は落ちているのですぐ熱を出したり、乳腺炎にかかる心配もあります。
疲れやストレスで母乳が止まってしまったり、無理はよくありませんよ。
ママが倒れてしまって一番困るのは子どもたちだということを忘れないようにしてくださいね。
どちらかのお世話に偏りすぎる
ママがキャパオーバーになってしまうのはよくわかりますが、どちらかだけでも完璧に……
なんて思わなくて大丈夫です。
どちらも中途半端だと悩んでいるママも多いかもしれませんが、一生懸命やっていればそれでいいのですよ!
下の子にかまいすぎて上の子を放置しすぎると、赤ちゃん返りがひどくなったりしますし、衣食住に関してはおろそかにしては行けません。
逆に、上の子ばかりが気になって授乳の回数が足りていなかったり、長時間下の子を放置するのもよくありませんね。
中途半端でも大丈夫なので、最低限のお世話はどちらもできるように工夫していきましょう!
まとめ
2人目が生まれるまでは上の子を優先に生活していこうと思っていたママも多いのでは?
しかし、生まれてみるとそう簡単なことではありません。
上の子はどうしても、ママをとられた寂しさを感じるものです。
特に、家事も育児も1人でやらなければいけない環境だと、ママも余裕がなくなってしまいますよね。
そういう時は、家事から順番にサボっていきましょう!
子どもたちにかまってあげることはもちろん大切ですが、ママの体を休めることもとっても大切なことです。
料理は出来合いのおかずを買ったり、宅食などのサービスを利用してみてください。
買い物はネットスーパーで全部まかなえますし、家から出なくても生活はできます。
洗濯機だけまわしておいて、パパに干しておいてもらうという方法もあります。
時間がないのはお互い様ですし、体がしんどいのもお互い様だと思って、せめて産褥期が明けるまでの数週間~数ヶ月、パパにも踏ん張ってもらう必要がありますね。