子どもは生まれたばかりのころ、ママからの母乳に免疫が含まれているので、風邪を引くことはほとんどありません。それが生後6ヶ月を過ぎると、少しずつママからもらった免疫が切れてきて、風邪を引く回数も増えてくるもの。
・保育園に行き始めてから風邪を引きやすくなった(他の子からのウイルスをもらってきてしまうのはしょうがないけど……)
・母親の自分にも毎回うつってしまう(昔から風邪を引きやすいので何とか体質改善したい)
・風邪を引きやすい子が風邪を引ないためにはどうすればいい?(風邪を引かなくなる良い方法はある?)
など、特に1歳を過ぎると保育園に通い始める子も増えます。そうすると、やはり風邪を引く回数が増える子が多いのですね。ママにうつってしまうと、また別の意味で大変です。そこで今回は、風邪を引きやすい子が風邪を引かないための工夫をまとめてみました。
- まずは風邪予防の徹底!
重要なのはやはり「風邪予防の徹底」です。特に冬場は、感染症が流行しやすいので、手洗いうがいは必須。石鹸できちんと手を洗うことを心がけましょう。
これは、子ども自身が風邪を引かないためでもありますが、重要なのは「二次感染」を防ぐこと。ママ以外にも、パパに風邪がうつってしまい、家族全員で発熱……なんてことにならないように、家族全員で予防は徹底しましょう。マスクの着用やアルコール消毒なども効果的です。
- 体に良い食事を食べる
子どもは保育園に行き始めると、いろんな菌をもらってきます。特に保育園の場合、両親が共働きの家庭が多いので、簡単に休ませることができません。感染症やウイルスをもらってきてしまうのは仕方がないことと割り切って、予防を徹底した方が得策です。
自宅では、食事にも気を遣いましょう。給食でバランスの良い食事を摂っているからといって、家での食事がおろそかになっては、体質改善は難しいです。家族全員で食べる食事を、きちんとスタミナのあるものにして、バランスよく栄養を摂りましょう。
- ママも体を休めることが大事
ママも仕事をしている場合、子どもが保育園に行っている間は仕事で外出し、帰ったら子どもの世話や家事に追われる……という日々を送っているはず。特に、1歳児の場合は「ママがお休みの日は子どももお休みさせてください」といわれる園も多いです。そうすると、ママもなかなか体を休ませることができず、免疫力が低下している可能性もあります。産後は免疫力が落ちますので、それが回復しないままに仕事復帰した場合、出産前と比べて風邪を引きやすくなっていることも。
夫や両親などの助けを得ながら、きちんと休息をとるようにしなければいけません。夜泣きがある場合は、休みの日の日中に寝かせてもらうなど、工夫して体を休ませてくださいね。
また、子どもと違って大人は運動不足になりやすいので、適度な運動もしてみるといいかもしれませんね!身体を作るのは食事と運動です。規則正しい生活で、強い体づくりをしてみましょう。
- 逆にやってはいけないことは?
・風邪の予防を怠る
「保育園に行ってるんだから風邪を引くのは仕方ない」とあきらめてしまうママも多いですが、風邪は予防できるかもしれません。1ヶ月のほとんどを発熱でお休みしてしまう子もいますので、予防はきちんとしましょう。
1歳児であれば、まだうがいはできない子も多いですし、手もうまく洗えないかもしれませんね。うがいよりも手洗いの方が実は重要なので、ママがしっかり洗ってあげるか、アルコール除菌のグッズなどを使って、風邪予防をしてみましょう。
- まとめ
保育園に行き始めた子どもの、風邪を引く頻度は驚きますよね。最初のうちは、免疫力もないので流行している感染症にかかるのは仕方ないことかもしれません。とはいえ、自宅でできる感染症予防や体質改善は、長い目で見ても必ず効果が出てきます。
風邪を引かない強い子になってもらうためにも、自宅での予防は忘れてはいけませんね。ママやパパも食事に気を遣うことで、体質改善ができるかもしれません。運動も忘れずに取り入れてくださいね!