最近よく耳にする「スマホ育児」という言葉。
実際にパパやママがスマホを持っている家庭は多くありますし、
逆にスマホが1台もない家庭の方が少ないかもしれませんね。
そんな環境だからでしょう、
『子どもは教えてもいないスマホの使い方を知っている……』
なんてちょっと怖い話もよく耳にします。
親としては『スマホで遊ぶことによる子どもへの悪い影響』
なんかがとても気になってしまいます。
・1歳9ヶ月の子どもがスマホでYouTubeを見たがる(見せておくとおとなしいし、その間に家事もできるから渡してしまう)
・絵本や積み木、ままごとなど他の遊びではすぐ飽きてしまう(子どもの中でスマホで動画を見ることが一番楽しいことになってしまった)
・歯磨きやご飯もスマホがないとダメ(歯磨きはちゃんとしたいし、ご飯も食べてほしいので仕方なく渡してしまう)
・目が悪くならないか心配(スマホが原因で小さいころから眼鏡をかけさせたくない)
など、スマホ育児に悩んでいるママも多いようです。そこで今回は、育児をする上でのスマホの正しい使用方法をまとめてみました。
- 子どもの前ではスマホをいじらない
スマホ育児に悩んでいるママたちの多くは、子どもの前でもスマホを触ってしまうのです。子どもがスマホ依存になる前に、ママがスマホ依存になってしまっている恐れもありますね。目の前で触ってしまうと、子どもも気になって触りたくなってしまいます。
子どものスマホ依存から切り抜けるには、ママがスマホ依存を脱することが大切。まずは子どもの前でスマホを触らないように意識しましょう。
- 泣きわめいても絶対に見せないようにする
1歳児なら言葉で言ってもわからない場合も多く、泣きわめいて要求する子も少なくありません。そんな子どもに負けて渡してしまった経験があるママも多いのではないでしょうか?
しかし、子どもの泣きに負けてしまってはいけません。一度見せてしまうと、泣けば渡してくれると思われてしまいます。そう学んでしまうと、大変なのはママですよ。泣きに負けず、どれだけ泣かれても渡さないようにしましょう。
- 時間・曜日を決めて一緒に見るようにする
何曜日の何分間だけ一緒に見ようね、と子どもと約束し、それを守らせるようにします。全部ダメではなく、ルールを決めて親子で楽しめるようにするといいですね。また、見るときはママも一緒に見ることが大事です。スマホの時間も、親子の楽しみの時間にしてみては?
- 逆にやってはいけないことは?
・子どもに負けてスマホを渡してしまう
子どもの泣きに負けてスマホを渡してしまっては、「泣けば見せてもらえる」と学んでしまいます。そうすると、何回も同じことの繰り返しになってしまうのです。いつまでもスマホを見ることをやめられなくなってしまいますし、やめさせるのがどんどん大変になってしまうだけ。子どもの泣きには負けず、毅然とした態度をとることが重要です。
・目の前でスマホをいじる
子どものスマホへの執着をなくすためには、まず子どもの目に入らない場所へ隠してしまうことが重要です。子どもの目の前でスマホをいじってしまうと、子どもも気になって触りたくなってしまいます。子どもに見せないためにも、ママ自身が我慢する必要がありますね。
- まとめ
子どもにスマホを見せている間はおとなしくなる……なんて、良くある話ですよね。それが楽で、家事もはかどるし……と見せているうちに、子どもがスマホ依存から脱却できなくなることもしばしば。ママは子どもの相手以外にも、やることはたくさんあります。子どもが泣かなくなるならとついつい渡してしまいがちですよね。
スマホの使用は、決して悪いことだけではありません。最近では、知育アプリやタブレットを使った学習なども種類が豊富になってきて、子どもの興味関心をそそるものも多いです。しかし、あまり小さいころから長時間スマホを使用すると、睡眠障害やコミュニケーション能力の低下、依存症など様々な悪影響があることがわかっています。また、ブルーライトによる目への負担も心配ですよね。スマホは悪いものではありませんが、なくても生きていけるのです。そういった悪影響から逃れるためには、スマホを完全に触らせない、もしくは週に何回などルールを決めて上手に活用する方法がいいでしょう。