赤ちゃんが生まれて数ヶ月の間は、母乳も軌道に乗るまでに時間がかかります。生後数ヶ月までは混合育児をしていたという先輩ママも多いのです。混合育児は荷物も多く、消毒済みの哺乳瓶などを持ち運ぶ必要が出てきます。そこで、
・外出時、消毒済みの哺乳瓶・乳頭保護器の保管の仕方がわからない(どうしたら清潔なまま持ち運べるか)
・密封せずに持ち歩く場合、どのくらいの間消毒せずに使えるのか(雑菌が入ったり、繁殖したりするのが怖い)
・乾燥させた哺乳瓶にあらかじめ粉ミルクを入れておいても大丈夫?(消毒しているので粉ミルクを入れておいても大丈夫そうだけど……)
など、混合育児をしているママたちは、たくさんの悩みを持っています。そこで今回は、混合育児をしているママのために、哺乳瓶などの保管方法をまとめてみました。
- 哺乳瓶は哺乳瓶ケースに入れて持ち歩く
「哺乳瓶ケース」というものが市販されているのをご存知でしょうか?クッション材などが入っている哺乳瓶専用のケースのことです。哺乳瓶はガラス製のものもありますので、落として割れるリスクがあります。プラスチック製のものでも、絶対に割れないわけではありませんので、クッション性があるものの方が安心ですね。ジップロックなどで代用している人も多いですが、落としてしまう危険があるので、専用ケースがおすすめです。
- ミルクケースの購入を検討する
粉ミルクの持ち運び方法は迷ってしまいますよね。個包装になっているものもありますが、100ml単位でしか持ち歩けないのは大きなデメリットです。乾燥した哺乳瓶に粉ミルクを入れる方法もありますが、衛生面を考えるとおすすめはできません。きちんと乾燥しているかも判断が難しいからです。水分が少しでもついていると雑菌が繁殖してしまい、赤ちゃんがお腹を壊してしまう恐れがあります。専用のミルクケースを購入して1回分ずつミルクを小分けにするか、固形のミルクを使用してみては?キューブ型の固形ミルクは、1個で40mlのミルクを作ることができます。外出時には便利なので、缶で買うよりも割高ですが、外出時用に購入しているママも多いですよ!
- 外出時はミルクのみか母乳のみかにしぼる
母乳よりの混合なら、外出時は母乳のみにしぼるという方法もあります。ミルクを持ち歩かなくてよければ、荷物も減りますし、ママにとっては楽ですよ!ミルクよりの混合の場合は、ミルクだけで乗り切るのもひとつですね。授乳ケープや乳頭保護器などを持ち歩かなくてもよいので、この場合も荷物が減ります。
- 逆にやってはいけないことは?
・哺乳瓶に粉ミルクを入れて持ち歩く
哺乳瓶に粉ミルクを入れて持ち歩く場合、湿気を吸って雑菌が繁殖したり、粉ミルクが固まってしまう場合があります。きちんと乾燥させた状態で、しっかり蓋を閉めるのであれば大丈夫ですが、完璧にするのはなかなか難しいですよね。特に、長時間外出する場合は、衛生面に気を付ける必要があります。湿気を吸った状態で長時間放置すればするほど、雑菌は繁殖しますので、持ち歩く時間なども考慮して、ミルクケースの購入を検討してみてくださいね。
- まとめ
外出時に哺乳瓶を持ち歩く方法についてまとめてみました。消毒した哺乳瓶を持ち歩く際は、しっかりと蓋をしてジップロックや哺乳瓶ケースに入れて持ち運ぶ人が多いようです。こうすれば消毒の心配はありません。ですが、ジップロックに入れていて落として割れてしまうと困るので、哺乳瓶ケースに入れるのがおすすめです。
粉ミルクは外出時に便利な、スティック状や固形の粉ミルクが人気です。ミルクケースは便利ですが、かさばるので荷物が多いと悩んでいる場合はおすすめできません。ミルクを好きな分量でスティック状に個包装できる商品もありますので、まだ月齢の低い赤ちゃんはそちらがおすすめです。哺乳瓶や乳頭保護器の消毒について、気にしすぎるママもいますが、そこまで神経質になる必要はありません。消毒した後24時間以上たってから使用するのであれば、もう一度消毒した方がいいですが、日帰りのお出かけならそのまま使用してOKですよ!赤ちゃんとの外出を楽しんでくださいね!