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下の子の里帰り出産は大変?メリット・デメリットまとめ

投稿日:2017年5月22日 更新日:

近年、核家族化が進み、出産時には妻の実家にお世話になる「里帰り出産」が一般的になってきましたね。
病院も役所なども「産後は手伝ってもらえる人がいる」ことを前提として話が進んでいたりします。

第一子は、初めての出産で不安もあり、迷わず里帰り出産をされる方も多いのではないでしょうか?
しかし、第二子以降となると、上の子の問題が出てくるので、ママの楽だけを優先できないのも事実です。

  • 里帰り出産なら自分は楽だけど、学校や幼稚園に行っている上の子はどうしたらいい?
  • 里帰りに上の子を連れていくと何が大変か知りたい
  • 里帰りで上の子を連れていかない場合はどうしたら良い?
  • 里帰りで上の子を連れて行かない場合、パパは1人で育児出来るのか?

など、悩みは様々です。

上の子が未就園児なら連れていけばいいですが、学校や幼稚園があって、しかも実家から通える距離じゃないとなると、なかなか迷いますよね。

それに、上の子を残していく場合はパパの協力が必須となります。
筆者の家庭では上の子も一旦は連れていきましたがあまりにも嫌がってしまい、上の子はパパにしばらく任せる形を取りました。

その時に色々と苦労しましたので、今回は第二子以降の里帰り出産についてまとめてみました!

第二子以降の出産で里帰りするメリット

まずは、2人目以降を里帰り出産した場合のメリットについて考えてみましょう!

家事や育児のサポートが受けられる!

里帰り出産の最大のメリットはこれでしょうね!

ひとり目の時は、昼間は赤ちゃんと一緒のリズムで睡眠をとったり、ママのペースで休むことも可能ですが、第二子以降となるとそうはいきません。

上の子日中子どもがいる時間は、ママも起きていなければいけませんし、学校や幼稚園の送り迎えなどが必要になる場合もありますね。

床上げまでの3週間はなるべく休んだ方がいいといわれていますが、二人目以降の出産だってそれは同じ。
当然無理は禁物ですから、里帰りにより家事や育児のサポートが受けやすいので、ママも休むことができますね。

「ママを休ませる時間を作る」というのは、実際にはそういう環境を作るしか方法がありません!

上の子だろうと下の子だろうと、泣き声が聞こえればママは気になって仕方がないですし、子どもたちもママが近くに居るのが分かれば甘えたがります。

ママも子どもたちも一緒に居たい気持ちは一緒ですが、3週間を目安にまずは産後の休息しっかり取ることを考えてみましょう!

大人がたくさんいるので、上の子の寂しさがまぎれる

特に第二子の出産の場合、上の子の赤ちゃん返りが心配されます。
筆者の家庭では子どもが2人ですが、案の定上の子は赤ちゃん返りしています。。。

今まで独り占めしていたお母さんに赤ちゃんが生まれ、取られたような気持ちになることから、上の子がわがままを言ったり、言うことを聞かなくなったりすることです。

そんな寂しい気持ちが、おじいちゃんおばあちゃんといることでまぎれるので、赤ちゃん返りも軽く済む可能性もありますね。

ただし!

上の子が既に保育園や幼稚園に通っている場合はその限りではありません!

筆者の家庭がまさにこの状況だったのですが、保育園でお友だちとそれなりに楽しく過ごしていたところを急に休ませる事になったので、上の子にしてみたら楽しいものを取り上げられたと感じさせてしまった上に、いくら大人が多いとは言え同じように遊ぶ事が出来ないの絵我慢させる結果となってしまいました。

一時保育という手もありますが、空きがなくて預けられない場合はあります!

筆者の家庭はこれもまんまと引っかかりまして。。。ちなみに新潟県の結構田舎の地域ですが、一時保育を受け入れている保育園はどこも一杯でした。
仮に一時保育の空きがあったとしても、最初は慣らし保育から~・・・と思ったようにスムーズには預けられません。

「上の子の淋しさがまぎれる」

と言っても、それを実現しようと思うと環境によっては非常に大変なので、簡単に考えずに実家に住んでいるご家族の生活リズムや、保育園へ預けようと思うなら空き状況の確認や見通しなど、、しっかり下調べしましょう!

 

里帰り出産のデメリット

上の子の生活リズムが乱れる

里帰りしている間はまぎれていた寂しさが、自宅に帰った途端に爆発するケースもあります。保育園や幼稚園を休ませる場合は、休ませた機関が長ければ長いほど、園生活に戻るのに時間がかかるかもしれません。

 

自宅に帰ってから負担に感じる

里帰りをしたといっても数週間実家で休んだだけで、ママの体は「産後の状態」であることに変わりありません。里帰りでしっかり回復できればいいですが、そうはいかないなんて状況も多く、自宅に帰ってからやることが多すぎて負担に感じることもあります。

 

生活リズムや考え方の違いに多少のストレスがある

実家とはいえ、一度離れた家の生活は、リズムも考え方も違ってストレスを感じる場合もあります。ママによっては「自宅の方がゆっくりできる」と思う人もちらほら。また、おじいちゃんおばあちゃんは、孫に甘い場合が多く、躾の面で衝突することもあるかもしれませんね。

 

パパと新生児が触れ合う機会がない

里帰りするとパパが新生児に会えるのは週末だけだったり、遠方であれば週末の面会もかないません。新生児の時期から育児参加してほしいと思っているママには、合わないかもしれませんね。

 

パパが上の子と離れてしまう

上の子と一緒に里帰りすると、パパと上の子が触れ合えなくなってしまうので、抵抗を感じるママもいます。子どももパパを認識できる年齢になっているでしょうから、「寂しい」という子もいるかもしれませんね。

 

自宅近くにママ友を作りにくい

里帰り出産では、産院のママの集いなどに参加できない場合があり、ママ友が作りにくいことがあります。第二子以降なら上の子のママ友が既にいるかもしれませんが、ベビー同士の友達が欲しいと思っているママにはデメリットになりますね。とはいえ、上の子のお友達に同じ年齢差での第二子以降ができる可能性も高いので、自然とお友達はできるかもしれませんよ!

 

お金の返還手続きが面倒

住んでいる地域によっては、出産にかかるお金が帰ってきます。里帰りの場合は、医療機関に一旦支払いをして、後から役所に返還の手続きをする場合がほとんどです。自宅の近くで同じ市内の病院であれば、返還手続きは不要な場合も多いので、里帰り先で出産する場合はお金の面倒があるかもしれませんね。事前に調べておく必要があります。

上の子を連れていかずに里帰り出産をする

上の子と離れなければならない

下の子が生まれることでただでさえ寂しさを感じている上の子は、ママと離れることで不安が倍増する恐れもあります。小学生くらいになっていれば、日常生活は問題ないかもしれませんが、何歳でもママと離れての生活は寂しいものですよ。

 

上の子のことが気になり新生児のお世話に集中できない

ママも産前に思っているより上の子のことが気になってしまうものです。

 

パパが対応できない場合は自宅にもサポートが必要

パパが完全に仕事を休める場合や、残業がない職場であるなら問題ないですが、一般的なサラリーマンの場合、仕事をしながらパパだけで上の子の面倒を見るのは無理な場合が多いです。託児所やファミリーサポート、産褥サポート、シルバー人材センター、ベビーシッターなど、上の子のサポートをしてくれる人や場所を確保しておく必要があります。

やってはいけないことは?

自宅近くでの出産を視野に入れた準備を全くしない

妊婦健診は自宅近くで受ける人が多いと思いますが、自宅近くの産院で出産することになっても大丈夫なように手配は必要です。重症妊娠悪阻や切迫早産などで、妊娠期通して入院が必要になったり、里帰り自体が許可されない場合もあります。また、里帰り先の病院で受け入れてもらえない可能性もありますので、自宅近くの分娩施設も調べておく必要があります。

 

里帰り先で頼り切った生活をする

ママにとっては実家ですから、ついつい甘えてしまいがちですが、それでは自宅に戻ったときに大変な思いをします。産後すぐには無理でも、自宅に戻ってからの生活を趣味レーションしながら生活しましょう。

まとめ

里帰り出産するかどうかは、妊娠するたびに悩むことの1つかと思います。実家が近ければすぐに帰ってこられるので良いですが、飛行機の距離など遠方の場合はさらに迷ってしまいますよね。メリットデメリットは様々で、実家の両親の性格などにもよります。里帰り先で甘やかされすぎて帰ってきてからわがままで大変……なんて話も聞きますので、選択は慎重にしたいですね。

上の子が保育園や幼稚園、学校に通っている場合は、上の子の生活に合わせるのがベストです。実家から実母に手伝いに来てもらうなど、他の方法を考えるといいかもしれません。逆に未就園児の場合は、入院中も実家で預かってもらえるため、里帰り出産をした方がママの負担や心配は少なく済みそうですね。

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