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ミルクで育てても大丈夫?母乳とミルクは何が違うのか知りたい!

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赤ちゃんが生まれると、ミルクで育てるか母乳で育てるか、その選択をするのはママしかいません。周囲がどれだけ「母乳で育てなさい」と言っても、ママが「ミルクで育てる」と決めてしまえば、ミルクで育てることができます。だからこそ、迷っているママも多いですよね。

 

・ミルクで育児したいけど、母乳との違いは?

・ミルクで育てる良い面と良くない面を知りたい

・赤ちゃんにとってミルクは負担になるの?

・母乳育児がうまくいかない、ミルクに切り替えることへ後ろめたさを感じる

 

など、悩んでいるママはたくさんいるのです。そこで今回は、母乳とミルクそれぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。納得したうえでミルク育児を選択できるといいですね。

 

  • ミルク育児のメリットは?

母乳が全くでないママはかなり少ないのですが、十分な量を分泌するためにかかる時間は個人差があります。そのために母乳が出ない、足りないのではないかと心配になるママがたくさんいるのです。心配のし過ぎはストレスとなり、母乳が出にくくなるという悪循環になってしまうこともありますので、母乳にこだわらずに粉ミルクもうまく活用しましょう。

 

・飲んだ量が把握できる

母乳を直接吸わせると、赤ちゃんがどれだけ飲めているかがわかりません。そのために「足りていないかもしれない」という心配がよぎります。粉ミルクはどれだけ飲んだかが一目瞭然なので、ママの安心にもつながりますね。

 

・赤ちゃんを預けられる

粉ミルクを飲むことができると、誰でも授乳ができるので、人に預けることができますね。

 

・栄養が添付されている

粉ミルクには、母乳には含有量が少ないといわれているビタミンDやビタミンKが配合されています。また、ビタミン類やカリウム、マグネシウムなどのミネラル、DHAやオリゴ糖、ラクトフェリン、βカロテンなどが入った商品もあります。

 

・授乳回数が少なく済む

母乳では、一度に赤ちゃんが満足できる量を与えられない場合があります。赤ちゃんが欲しがったら授乳というリズムなので、1日の授乳回数が多くなるのです。ミルクの場合、量と与える時間がある程度決まっているので、1日の回数は少なくなります。

 

・夫の育児参加がしやすい

母乳育児の場合、授乳はママしかできませんが、ミルク育児であれば夫に授乳をお願いすることができます。おむつ替えよりも難易度が低いので、育児参加のスタートにぴったりですね。

 

・ママが病気をしても薬を飲むことができる

母乳育児の場合、ママの服薬は注意が必要です。授乳中には飲めない薬もたくさんありますが、ミルク育児の場合は母乳への影響を考えなくていいので、病気の時には薬を飲むことができます。

 

  • ミルク育児で足りない面、不便な面

・赤ちゃんの免疫がつきにくい

母乳には、免疫成分や抗体がたくさん含まれていますが、粉ミルクで補うことは難しいのが現状です。免疫成分は、生後3ヶ月までの母乳に多く含まれています。ミルクに切り替えるか悩んでいるママは、3ヶ月までは細々とでも母乳を続けるのがおすすめです。

 

・ママの体型が戻りにくい

授乳によるカロリー消費や子宮収縮の促進がないので、ママは自力で体型を戻さないといけません。妊娠中の体重増加がそれほどでない場合は問題ないですが、妊娠中に増えすぎてしまった体重を戻すのは、ミルク育児だと苦労するママも多いです。

 

・アレルギーの心配

ほとんどの粉ミルクは、牛乳から作られていますので、体質に合わない赤ちゃんもいます。牛乳成分を全く含まない、分離大豆たんぱくを使ったアレルギー用ミルクも販売されていますが、普通の粉ミルクよりも高いので、家計を圧迫する可能性もあります。

 

・調乳の時間が必要

赤ちゃんが泣いてからミルクを作り始めるので、泣いてすぐにあげることができません。

 

・赤ちゃんのあごの力がつきにくい

母乳の場合は、舌とあごを使って吸わないと、飲むことができないため、自然とあごの力がつきます。しかし、哺乳瓶の乳首は吸う力が弱くても飲めるものもあります。できるだけ直母に近い乳首でミルクを与えるようにしましょう。

 

・荷物が増える

粉ミルクだけで育てている場合、哺乳瓶や小分けのミルク、お湯などを持ち歩かなくてはいけないので、母乳育児のママに比べると荷物が多くなります。

 

・経済的負担が多い

母乳で育てる場合は費用がかかりませんが、粉ミルクの場合は粉ミルクを買う費用がかかります。また、哺乳瓶や、その消毒薬の費用など、準備費用も多いですね。

 

・ミルクとの相性がある

赤ちゃんに合ったミルクでない場合、下痢をしたり便秘になったりすることがあります。また、ミルクの味に慣れた赤ちゃんは、他のミルクを飲まない場合も。

 

・ママと赤ちゃんとの触れ合いが少なくなる

母乳育児の場合は、授乳のたびに赤ちゃんとママが必ず触れ合います。赤ちゃんはその触れ合いによって安心し、精神的に安定するとも言われていますね。ミルク育児でもなるべく抱っこして与えたり、授乳以外でも触れ合いが持てるようにしましょう。

 

・周囲に避難されることがある

世間では母乳育児を推奨している傾向があるため、心ない言葉で傷つけられることもあります。強い心を持ってミルク育児を続ける必要がありますね。

 

  • やってはいけないことは?

・母乳が出るのに面倒だからとミルクにする

母乳には、良い面がたくさんあります。母乳が出るのであれば、与えた方が良いでしょう。

 

・母乳があげられない、ミルク育児だからと気落ちする

大切なのは赤ちゃんが元気に育つことです。母乳でもミルクでも、赤ちゃんが元気ならそれでいいのですよ!ママが心穏やかで笑顔なことは、赤ちゃんにとって一番の心の栄養になります。

 

・インターネットで母乳を購入する

どこの誰の母乳かわからないものは危険です。もしかしたら細菌や有害物質が含まれている可能性があります。母乳に勝るものはないといわれますが、買ってまで母乳にこだわる必要はありません。母乳を購入するよりも、粉ミルクで育てた方が何倍も安全です。

 

・哺乳瓶を赤ちゃんに持たせて飲ませる

母乳育児と違って、赤ちゃんに哺乳瓶を持たせてしまえば抱っこしていなくても飲ませることができます。しかし赤ちゃんの精神的安定を考えるなら、ミルクでも抱っこしてあげる方がいいですね。

 

  • まとめ

母乳育児は、WHOや日本小児科学会でも推奨され、哺乳類である人間にとって何百年も続いてきた営みですが、ミルクでも赤ちゃんはちゃんと育ちます。ミルク育児だからと言って、後ろめたさを感じる必要はありません。

 

粉ミルクには、母乳では不足してしまう栄養が含まれているなど、メリットもたくさんあります。母乳が出るなら母乳で育てる方がメリットは大きいかもしれませんが、それぞれのメリットとデメリットを考慮したうえで、どちらで育てるかを決めましょう。どちらか一方に絞らなくてはいけないという決まりもなく、混合育児という方法もあります。大切なのは、赤ちゃんとママに合った方法で育児をすることなので、赤ちゃんが元気で、ママがおおらかに楽しく育児ができる方法を見つけましょうね!

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